Hano × London

メンヘラ日記                           心を失くした日 

発光体 

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家を出て、車に乗る

不思議な感覚で車を運転する

夢と現

その境

夏の世界が

現実を突き付ける

夢から引き戻される

罪悪感?

多幸感

そこにそれはなく

まぁその行為そのものが

至上の、ものではなかったから

余計によくわからないものにしていたけれど

罪悪感

それが本当にそうだとしても

わたしは、生きてゆけると思った

罪さえも、わたしの人生の一部だ

ここ数日、感じていた

大人、になったと

わたしは、想い出を抱えて生きてゆけるのだと

過去、

過去、

過去

30代半ば

過去が増えてゆく

長く、呪ってきた人生も

今、半分

折り返しもそろそろ

そうして、過去が増えて

こうして、想い出が続いて

苦しくて要らないと言った日々も

うれしくて失いたくないと泣いた日も

いくつも

わたしにはあって

それを全て抱えて生きてゆくのだと


ずっと思っていた

彼と過ごした日々が

とても、とても

しあわせで

いつか、いつか

いつか

叶いますように

いつか、いつか

いつか

ひとつになれますように

添い遂げられますように

いつか

いつか、、

その想いを頼りに

生きていたこともあって

失ってしまった彼との日々を

想って

想い出なんかじゃ息ができなくて

生きていたい

彼と、生きていたい

そう想って

彼が、いないのなら

この人生もいらないと

そう思って

生きることは

絶望と隣り合わせで

いつも、落ちないように

足を踏み外さないように

失くしたものを

抱えて歩いていた

それが、ここ数日

たぶん、死んだ友人のこともあって

あぁ、過去なんだ

と思った

死んだ彼は

どこにもいない

もう二度と

何のやり直しも

叶わない

何も

届かない

何も

届けられない

彼との日々だって

そうだ

それは過去で

何の干渉も

できない

わたしの手は

過去の彼には

届かない

それでも、

不幸かというと

そうじゃなかった

ずっと

不幸だと思っていた

失ってしまって

悲しくて

だったらいっそのこと

死んでしまえたらいいのに

そんな悲劇の中だった

けれど

そうじゃなかった

わたしには

しあわせな日々があった

しあわせな日々があったこと

死んだ彼と

過ごした教室

愛した彼と

眺めた海

わたしは

そうゆうしあわせを

抱いて生きてゆけるのだと

生きて

生きて来て

過去が

増えてゆく

想い出が

増えてゆく

ずっと

殺したかっただけのわたしが

ずっと

殺したかっただけの過去が

それが

それらが

わたしの胸に

想い出として

優しさをくれる

愛した人と結ばれない?

そうゆう人生も

きっとあるのだろう

それも

人生なのだろう

少し、

そう思えるように



の話をきいて

だったら、きっとそれは

彼なのだろうと

思ったけれど

魂の話をきいて

だったら、それは

叶わないこともあるのだと知った

前世?現世?来世?

わたしは

彼と

繋がれる

いつか

添い遂げられる

そう、儚く想像してみた

そうしたら、少しは救われるのかなぁ

現世はきっと、違う課題

そうなのかなぁ

けれど、前世も来世も知らないわたしは

今、この命しかなくて

今、ここに生きるだけで

それで、そうだとしても

わたしは、しあわせな想い出を

胸に

生きてゆける

わたしという人生に

命に

何年生きるのかわからない

この命に

彼との日々があった

それは紛れもない真実で

それはわたしなんだよ

それが、わたしなんだよ

わたしの、一部

彼がくれた

彼との日々は

今のわたしを

構成している

それは、色んなことがそうで

過去の全てが

わたしの中にあって

今のわたしをつくっていて

今ここにいる理由になっている

捨てることも

失うことも

欠けることもなく

一分一秒も途切れることなく

続いたから

だから、

わたしがいるよ

何も

失ってなんか

いなかったよ

記憶から零れ消えてしまったとしても

何も

欠けてないの

わたしは

しあわせだったの

悔やむわけでもなく

絶望するわけでもなく

未来や来世にすがるわけでもなく

ただ、振り返る

わたしには、あの海があったこと

そこに、彼がいてくれたこと

そうゆう、想い出があること

そうゆう、人生の一部があったこと

夕暮れの空を見上げるように

風を感じるように

そこに、想い出があって

そこに、彼がいた

ここに、彼がいた

胸に

手をあてる

そうしたら

今日の罪悪感も

あぁ、人生の一ページだ

そう思った

夏の青空は

わたしに前を向かせた

どんなに治療を積み重ねても

不幸はやって来ること

怒りはやって来ること

悲しみはやって来ること

ハッピーエンドはないこと

ずっとずっと続いていて

繰り返し、

落ち込むことも、跳ね上がることも

安らかな日も、色んな日々が

変わらず巡ってきて

そんな人生の一部でしかない

その罪も

その涙も

永遠には何も続かないし

何を以ってしても、わたしを死に至らしめるものではないこと

幸福も不幸も

わたしの一部で

人生の一部

彼とのしあわせな日々を抱くように

苦い記憶も

気不味い想いも

ささやかな想い出だ

もしそれが、大切な人とのものなら

彼と一緒に

罪を重ねたことも

豊かな想い出な気がする

もちろん、誰をも

傷つけたくはないのだけれど

人間らしく

間違うことも

人間で

よかった

わたし、

こころを捨てなくてよかった

わたし、

色んなものを感じられるよ

殺さなきゃと

わたしを殺さなきゃと

"聖人君子"

強いられてきて

怒りはない、悲しみはない、過ちはない

そう偽って生きることを強要され

殺された

ずっとわたしなんて要らない

わたしなんて要らないよ

そう、泣いてきた

そんなわたしは生身の人間で

清濁

あわせもつ

ねぇ、だったら何なの

世代なのかなぁ

親世代は、キレイゴト

それ以下の世代は、どんどん

こころを閉ざして

こころなんてなかったことにして

触れないように生きている日本人

海外行くと、街も人も汚い

汚濁の中で生きている

だけど、嘘もない

こころが、観える

人が、人である

生きている実感がある

人間臭くて

面倒臭くて

わたしが彼らのようにこの日本で暮らしてゆくのかといえば

そうではないのだけれど

海外みたいにクラクション鳴らしまくり!

とかできないし(笑)

だけど

だけど

生きてきたなぁって思う

ひとつひとつ

嫌なことも全部含めて

歩いてきて

ここにいる

何だか、言いたいことが

上手く伝えられている気がしないのだけれど

大人になったんだよ!(笑)

過去を抱けるようになった

わたしを捨てないで

わたしを抱えて歩けるようになった

無理に未来に繋げようと思わなくなった

そう、流れに身を任す

そんな感じ

抗わず

受けいれる

そうなんだよね

運命に抗って

海外まで行ったけれど

わたしはわたしでしかなく

何処にも何もなくて

こころは、ここにしかなくて

しかし、、

満たされてるってすごいなぁ!

今日娘に全く苛々しなかった!(笑)

すごい!

お母さんが心身ともに満たされてないと

って自分を労わるようにって

よく言われるけどさ

そうは言っても自給自足できる部分と

愛されなくっちゃ満たされない部分があって

自分のために

というより娘のために

苛々して娘に当たらないように

最近身体にも気をつかってみたりして

それはずっと、不満だったところで

先生と、こころを観ても、観ても、観ても

実践的なことや身体的フォローはできなくて

産後特に、体調面からの精神への影響を感じていて

歳を取ってきたのもあるのだろうし

身体に手を入れないとこころの安定も難しいのだと感じていて

そうやって身体も、、って思っても

母は簡単にはわたしを許してくれなくて

わたしの一番の苦しみは

母子関係で

それは、わたしの母とわたし

それが、わたしと娘

途絶えさせようと思っても

断ち切れない鎖に繋がれていて

再現、くり返し

そんな悪夢を

きっと母とわたしは同じではないけれど

たぶん、娘に続きを託さなくてはならないのだろうと思うほど

一代で全てを変えるのは難しいのだなぁと

これだけ先生と治療を続けてきても

これだけ先生からのサポートがあっても

それで、あれこれ試行錯誤

日々自分を呪いながら

娘に傷が付きませんようにと祈りながら

それでと嘆く日々で

それが、あっさり

今日は何て満たされているんだろう

罪悪感は何だったのだろうと思うのだけれど

身体は素直に

こころは素直に

満ちているよと言う

誰かに

愛されること

誰かに

想われること

誰かに

大切にされ

誰かに

優しくされ

誰かに

触れてもらい

誰かに

抱きしめられる

愛しているよ

と言う

幼稚園から帰った娘が

お散歩に行きたいと言って

日が高いから行けないよと言って

早めの夕ごはんを食べ

木立の向こうに太陽が煌めく頃

お散歩に出た

進まない三輪車と立ち止まって歩き

立っている花の群れを見た

発光体

久しぶりに、観た

発光体

あぁこれ

被写体

やっぱり夕暮れ時はずるいよなぁ

容易く光をくれる

この時刻に幾度発光体を観ただろう

何だかもう、この時刻っていとも簡単に美しいものを見つけられるから

そこで写真を撮ったら当たり前なんじゃないかって

感動しないところで感動させられたら、、

本当に腕があるってことなんじゃない?

と言いたくなるほど

けれど、今のわたしには

大安売りのその時刻にすら

発光体を観る余裕も

ないんだろうなぁ

それで今それが不満だとかだから不幸だとか

そうゆうことではないのだけれど

こんな日々も

いつかは過去になってしまう

今から、しあわせの貯金を

しているみたいだ

絶対に

しあわせな想い出にしかならない

子どもとの日々

苦しかったり悔やんだりする育児も

不幸にはなり得ない

子の存在は

それ自体が

幸福なんだろう

そう、それで

今日感じた一番大切なこと



生きてるって楽しい



そう、思った

愛しい想い出を抱くことも

苦い記憶を携えることも

全てが人生

未来への不安も

過去への不満も

ない

あるのは、



今を感じて

満ちた胸を感じて

今を生きているだけ

夕ごはんを作りながら

穏やかなしあわせを感じていた

猫と娘、小さな家庭

わたしの大切なもの

何処にでもありふれたそれも

わたしには心地好い

先生に言われて、大切にしている言葉がある

心地好さ

誰かの評価ではなく

社会の価値でもなく

ただ、わたしがどう感じるか

平凡、特別、陳腐、崇高、稀有、誉

それを誰にどう論じられても重要じゃなく

あなたが、どう感じるか

わたしには、なかった感覚

他者からの評価の中でしか生きられなかったわたしには

主軸を自分の価値観に置くことは180度の大転換で

だけど、好きだから、とか

心地好いから、やりたいから

そういった理由だけでじゅうぶんで

比較の世界からの脱却

ずっと特別じゃないと愛されない

そう信じていた

特別になるための努力をし

自分を偽ってきたけれど

しあわせにはなれなくて

満たされることはないままだった

けれど今

望んでいなかった未来に立ち

しあわせだと感じる

誰の何の評価も受けない主婦というそれは

とても幸福な場所だった

だから、わたしは

特別じゃない数に埋もれた平凡の中で

とても満足した人生です

周りは平凡じゃないって言うけどね

人生イロイロ経験ありすぎで稀有っぽいです

わたしの学生時代の友人知人は海外バンバン行ってて

挫折して日本戻って主婦してるわたしは

落ちこぼれ劣等生なんですけどね

ただ成功しても失敗しても

人間的価値としては、何の意味も為さないんだけどね

わたしは

彼の置いていってくれたギターを楽しみに

しばらく過ごそうと思います

何てきらきらする音が鳴るギターなんだろう

きらきらが響いているのを想うだけでしあわせ

ただ問題は、ギターをどう始めればいいのかさっぱりなこと

あとは、娘と猫に何かされないか困ること

ただ本当に、誰のためでもないものを持つこと

それはわたしにとってとても大切なことだと思う

今日も考えてたもん

どうしてわたしは人の役に立たないのか

なんてことを

誰かのためになることをして生きたかった

社会の役に立ちたかった

自分を気づかう理由も、娘のため

そんなわたしが

ただ自分のためだけに息をしている時を持つことは

ひとつの訓練のようで

癒しのようで、、

あぁ、そうか

彼といることが救われるのは

それは、誰のためでもないからなんだ

本当に、わたしのためでしかない

彼のためなんて綺麗事も言えない

わたしのためでしかない時間

それが彼との時間

だからあんなにも満たされるんだ

何のためでもない

将来何にもならない

いつも頭で考えて計算して行動しているわたしが

何にも考えていない時間なんだ

ただ、居心地の好い時

それだけ

大好きな時

それだけ

何処にも繋がってない

ただ、今を生きてるだけの時間

あぁ、何て幸福で贅沢な時間なんだろう!

これは大事なヒントだなぁ

頭の回転が止まらないわたしは

息をしているだけの時間とかないもん

まぁ子育てに追われてるというのは大きいけれど

無益な(!)時間の豊かさ

合理化、利益追求の時代は

生産性のない時間は無駄で

それは未来志向で、つまりは今を犠牲にするということで

そしてわたしは結局彼のドライビングテクニックを盗めなかった!

彼とのそうゆう将来性のないドライブは

満ち足りたひとときだったのです!

あぁわたしは明日からも同じ疑問を抱えた運転をするのだろうな

それでもそこにもう迷いはない

彼は彼の好きなように運転していて

わたしはわたしのドライブをしよう!

わたしはわたしを楽しめばいいのだ

彼はとても優しいのに

すっごく自分を持った人だ

車のあれこれこだわりとか

聞いてて「?」だったりするけれど

なんかいーなーって思う

他者からの評価でなく

自分の思うことを貫いてるのが

何だか、知れば知るほど

すごい人だなぁ

いいご両親に育てられたのかなぁ

やっぱり大好きな彼が隣にいないことは

わたしに涙を連れてくるけれど

一日経てばもう、それは夢だったように

遠いのだけれど

やっぱり足りない、もっと欲しいよう

と乞うてしまうのだけれど

わたしは、この人生で

しあわせだったよ

こうして生きていて

しあわせだよ

そう言える

生きているだけで

しあわせだ

嫌なことも

苦しいこともあって

毎日楽しいわけでも

平穏なわけでもないのだけれど

少しずつ前に進む

変わってゆく

明日も生きてる

わたしは生きてる


おやすみなさい

おはよう

こんにちは























07:51 |  trackback: -- | comment: 0 | edit

織姫と彦星 

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夏が、来る

空が白んだこの時間に

もう蝉が鳴いている

夏が来たのだろうと

本日、夏の始まり、一日目

雨に閉じ込められていたような幾日を終え



雨があまりにも凄すぎて

最後は避難勧告の一日を過ごした

夜中携帯は緊急速報が幾度と鳴り

それを知った友人たちから

気づかいのメールがいくつも届いた

不測の事態に備え

夜中にパンを焼き

土鍋でご飯を炊き

お風呂に水を張った

荷づくりも簡単にした

ぐーぐー眠る娘とわたしにつられて起きている猫

こうゆう時に旦那さんいないと、、

と友人に言われたけれど

いてもいなくても、やるべきことは変わらないと

そこに不満はなかった

ひとりで生きてきたからかなぁ

そうゆうとこ、平静さを保つ

強がってるだけのような

だけど、猫と娘をまもる

それしかないのだから

それしかないのだ

もちろん不安

降り続く雨

災害云々でなくても

旦那さんがいない夜

ふと、怖くなることはある

けれど、それを夫がいないからと

言葉にして意識しない

やっぱり、ひとりで生きてきたからだ

ひとりなのは当たり前

荷物を抱えて歩くのも当たり前

いつもの、こと

止みそうで止まない雨

ようやく朝を迎え

娘の言動に笑った

眠る前、雷が鳴って怖いという娘に

かみなりさまのことを話した

娘は少し心配していたけれど

わたしはすっかり気にもとめていなかった

そうしたら朝起きて一番に、娘は

服をまくりあげお腹を覗きこんでいるんだもん

「おへそあるか確認したの?」

とわたしは笑った

素直すぎてかわいい

近くの小川は夜中あふれ

娘と見に行った時は少し引いてきていた

特に、驚きもしない

子どもの頃からよくあふれる川

大きな被害は出ない

昔からそうだから

みんなそうゆう土地の使い方をする

家の近くの大きな川の方は

さすがに娘を連れて見に行かなかったけれど

わたしは、ひとつ考えている

あの川は絶対に大丈夫だ、と

そこはもう、歴史に残るくらい

ずっとずっと水害のあった川で

だからもう、国や県が威信をかけて整備してきたような川のはずで

あり得ないのだ、と

あり得てはいけないくらい

そうゆう水害を起こしてきた川だから

もし起きたら、、歴史的、、

七夕は、そんな大雨の中だった

娘が幼稚園で七夕の劇をして

家でも披露してくれた

それがとてもとても愛らしかった

周りは賢い!と言ったけれど

確かにそうなのだけれど

それより本当に可愛くてしょうがなかった

そして七夕の朝

わたしは亡くなった友人の夢をみた

夢の中で彼は、わたしを抱きよせ

ひとこと言った

わたしは、その言葉に

こくんと頷いた

それだけの夢

そこで、猫に起こされたから

特に悲しいわけでもなく

うれしいわけでもなく

不思議な夢だった

しあわせな夢だったんだろうか

死んだはずの彼と

わたしは

とても安らかな中にいた

ふたりは恋人同士のようで

わたしは海外を飛びまわるCAのような仕事をしていて

人のたくさんいる中

彼はわたしを見ていて

やっぱり彼はわたしのところに来てくれて

それでぎゅってして

こう言った

「ずっとここにいればいいよ」

わたしは彼の腕の中で、

何も言わず頷いた

海外へ行くことは好きだけれど

大切な人のそばにいること

そのしあわせ

その安らぎ

夢なんて愛の前には蹴飛ばせてしまう

そして、その夢のよくできているところは

もうひとり、友人が出ていたことで

その友人がもう、仕事一直線の愛を持たない人で

つまりそれは、過去のわたしの価値観で

過去のわたしが、今

愛と安らぎを求め

しあわせの中に

そんな夢

現実にそれは、死んだ友人ではなく

しあわせをくれたのは旦那さんで

わたしが、目が覚めてから泣いたのは

彼に、死んでしまった彼に

この景色を見せたかったことで

きっとずっと頑張ってきた彼に

わたしは、彼が夢の中でわたしにしてくれたように

もう頑張らなくていいよ

って抱きしめてくれたように

わたしは彼と

過ごしたかったなぁということ

ずっと頑張って頑張って苦しくて死んでしまった彼に

力を抜いた生き方もあることを

そこから見える景色を

一緒に見たかったな、って

それは恋とかそうゆうんじゃなく

叶わないものを想っているのは恋のようだけれど

異性としてどうこうしたかったわけではなく

彼に、、

生きててほしかったなって

でも、もし

彼が生きてて

再会できていたのなら

やっぱり恋してたのかなぁ

彼もわたしのことを好きだったはず

という妙な自信があるんだよね

彼がわたしを見る目は

いつも真っ直ぐだったから

きっと、、誰にでも真っ直ぐなんだろうな

そうゆうガラスのような綺麗な子だったから

あー彼の恋人になりたかったな!

ふたりが恋人とか笑えるけど!

当時全然そんなんじゃなかったからなぁ

死後、彼の親友から

卒業後彼に恋人のいた時期がある

と聞いて、なんか悔しかったもん

そりゃそうなんだけど

年頃の男の子(しかもイケメン!)、恋のひとつやふたつ

でもわたしは

きゃーその真実聞きたくないって(笑)

親友くんには「妬いてるの?」って笑われたけど

わたしを真っ直ぐみつめる瞳

わたしだけのものだったら、なんて

もちろん同時に

彼の人生が悲しいだけのものじゃなくてよかった

と思った

どんな恋愛だったかまでは知らないけれど

愛しあう喜びとかぬくもりとか

そうゆうものも彼の胸にあったのなら

よかったな、って

死んだ彼の親友と

ふたり並んで

わたしは、隣にいたのが

彼だったらよかったのに

と思わずにはいられなかった

わたしに会ってくれている親友に

とても失礼な話だけれど

彼とこうしていたかったと

わたしは遠くを見た

そして、親友の彼と

彼が死ななかったら、ふたりでこうして会うこともなかったね

と話した



死んだ彼のことはずっと想っていたのに

再会できなかった

縁がなかったのだろうとしか、言えない

そして、すっかり忘れていた同級生の彼の親友とは

再会した

縁、があった

死んだ彼が

繋いだの

ほとんど話したこともない

親友の同級生と長い長い携帯のやり取りをし

再会してからの車の助手席に乗り

ごはんを食べ、デートだね!と笑う

お互い既婚者で、そんな気はないのだけれど

お互い不用意な距離の取り方をするタイプで

ちょっとドキドキして楽しいし面倒臭い

大人になるって難しいな

親友の同級生にとっても

わたしにとっても

亡くなった彼のことを話せる唯一の

そんな間柄

死んだ彼のことを大切に想ってる

そうゆう信頼関係

お互いのことはよく知らなくても

彼のことを好きなんだから

間違いはない

そんな感じ

このことも、前に進めよう

日々忙しくて、お墓参りも叶わぬまま

それが最近また!

厄介なことに巻き込まれまして

あるプロジェクトをやってほしいと頼まれまして

今でもいっぱいいっぱいな日常なんですけど

言われたら、やりたくなるというか

わたしをみとめて買ってくれるのなら

何だか、大学院進学の時と重なるような

教授に推され推され推されすぎて

やむなく

今回も、強い推しで、、

断れないというのもあるのだけれど

わたしはわたしの中を観てゆく作業ばかりしていて

外からどう見えるかということには疎いようで

外からそれだけ評価してもらっているのなら

できるのじゃないか

能力があるのかもと

信じてみようかなぁと

それに、これから先の何か手がかり足がかりになるんじゃないかなって

始める前から可笑しいのだけれど

このプロジェクトはさっくり軌道に乗せて

早めに誰かに譲って

わたし本来のやりたいことに移行しようと

目論んでいます

そんな上手くゆくのかね?

まぁでも楽しみ、と言うには不安も大きすぎるけれど

前に進める感じは今の気分

書いてる間にすっかり明るくなって

蝉はいなくなったよ!

まだ朝は冷んやり

でも久々のプール日和だ

もう直ぐ夏休みだぁ

近所のおじさんが言ってた

梅雨の終わり

最後は絶対大雨

この最後の一日が無けりゃなぁ

畑の野菜が全部ぱぁだよ

つまりおじさん天気予報

もう夏が来たって!






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真夏の太陽 

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遠くで蝉が鳴いている

汗が止まらない

本格的な夏が始まろうとしている

娘は毎日幼稚園でプールに入ってくる

夏のような雲を遠くの空に見たのは、

いつだったか

夏が来るのだなぁと思って、

運転しながら見た空

あれから、どれくらい経って

あの頃も、もう夏だと思っていたのに

もうすぐ、本当の夏が来る

毎日が猛スピードで

濃密すぎて

つい最近のことも、

大昔

お母さんが

主婦がこんなに忙しいなんて

知らなかった

走って、走って、走って

でも、どうやら転んでいない

転んでないのかな?

泣いている日もある

苦しい日もある

嫌な日も

嫌な自分も

毎日毎日巡ってくるけれど

お母さんだからなのか

止まっている日は、ない

どんなに苦しくても

お母さんは毎日起きて

ごはんを作って、娘の日常を営む

強く、なったのかな?

強く、はなくて

泣いているんだけど

止まっている時間はない

ひとりだった頃のように

時が止まったかのように

部屋でうずくまることが

なくなった

毎日、誰かと一緒

娘が生まれてから

それはそうなのだけれど

色んな人と関わって

出会って

変わり続けている

今日は、夕方から

風がよく吹く

この風

きっと

この季節の



わたしってこんな人間だったかな

明るくて、社交的で

大らかで、人当たりのよい

面白い人

オープンにしているから

色んな人が

見留めてくれる

夢なんかいらない

愛さえあれば

生命体は光

そんなことを言って笑ってる

んーこんなふうに書いてると

すごく順風満帆なようで嘘っぽいけど

どうしようもなく嫌いな自分もいるし

どうにもならないこともいつもあるし

それでも、そう

不安は、ないのかも

生きていることに

少し前、彼が車を買いかえた

わたしは前の車が好きで、文句を言った

けれど内心、彼の生き方が素敵だなぁと思っていた

執着しないで、手放したこと

買いかえた理由を、聞かなかったけれど

きっと、家族のためなんだろうなぁと

わたしは思ってる

まだ寒かった頃だったか、彼が

両親のために今の車だと不都合で、、

とつぶやいていたから

きっと、そうなんだろうなって

自分の大好きな車と

親のこと

彼はさらりと

大切な人を選んだ

知らないけど

わたしの推測で

彼がめっちゃ悩んで断腸の思いで

とかだったのかもしれないし

全然違う理由なのかもしれない

それでもわたしは

彼の、そうゆう健やかな、、

大切なものを大切にする

シンプルで軽やかな生き方に

心に爽やかな風が吹いたような

そして、彼みたいに生きたいなぁ、と思った

あーでもこれ、わたしが彼の恋人だったら

同じようには思わなかったのかな

それとも歳をとったからなのか

付き合ってたら

何でわたしの好きな車捨てて、親のための車選ぶの

わたしのこと、大切にしてくれないの?

比較とか嫉妬とか、してたのかな

わたし面倒くさいな(笑)

それが恋ってことなの?

それとも、わたしが変わったのかな

親のことを大切にする

彼を尊重できるし

彼の優しさを素直に尊敬する

彼は優しすぎるのかな?って心配しなくもないけど

優しいのが彼だもん

そうゆう生き方をしているのが彼

わたしは、きっと逆で

次の車は自分の思いだけの車を選ぶんだ

今の車は、娘のために買ったものだから

次はわたしの好みだけで!

運転、苦手なんだけどね

正確には、苦手意識があるんだけどね

運転が怖いと事あるごとに旦那さんに話すのだけれど

この前、でも実はわたし運転できる、と言ったら

旦那さんも、うん、できる

みんなが忘れちゃった恐怖心をずっと持ってるだけ

忘れたからみんな危ない運転してるんだよ

と言ってくれた

どんなに慎重に運転してもしなくても、事故は起きるんだろうけど

運転できない!と思い込んでいるより

少し遠出をしたい気分だ

遠出、というより

いつものお決まりの道じゃなく

どこか非日常へ

以前彼がわたしの車に乗った時

運転技術について教えてくれて

それ以来そのことを考えながら運転しているのだけれど

さっぱりわからなくって

今度会ったら聞こうとか

彼の運転する車に乗って観察しようとか

思っているのだけれど

彼に会うことも

彼の車に乗ることも

もう長い間なくて

ずうーっとわたしは、同じところで止まったままだ

運転、上手くなりたい

そうだ

ひとつ、気がついたこと

娘の重さ

娘が幼稚園に行くようになり

娘を乗せないで運転するようになった

すると、車が

軽いのだ

娘ひとりの体重なんて知れていて

運転に影響するほどだとは思えないのだけれど

娘がいないと、あっという間に加速して

知らないうちに、娘がいる時より、速度が出ている

そして再び娘を乗せると、車は重くてゆっくりゆっくりなのだ

娘に限らず、人を乗せたら気をつかってそうなのだろうけれど

命の重さ、

すごいんだなぁって

家族がいると犯罪の抑止力になると聞いたこともあるけれど

本当に

わたしの運転の苦手意識も

娘の重さなのかもしれない

そうだ、今日ショッピングモールに行ったら

踏切ができてた!

日本語おかしい(笑)

ここにも書いたことのある

工事中で迂回していた踏切が、通れるようになっていた

しかもめっちゃフラットな踏切になってた!

何最新の踏切ってこんなにガタガタしないの?

そして、ショッピングモールこんなに近かったんだ!

って思った

でも、あの迂回路は

道として好きで

通らなくなっちゃうのは、何だかもったいない気もする

あのショッピングモールへ行く難点は

最短の道が好きじゃないことで

もっと楽しい道だったらいいのにな

そうゆうのは、探すの?自分で

う〜ん

むぉむぉ

できるのかな

ってかあそこは他に選択肢ないよ!

ちょっと遠回りするくらいはできるけど

まぁそんなに行かないからいいけどさ

そう、そのショッピングモールで

某海外ファストファッションのお店で

旦那さんのものを買おうとして

でも海外サイズが不安で

近くに来た見知らぬ男性に、恐る恐る

日本ののワンサイズ小さいのでいいんですよね?

って確認したら

そうなんですーここのはねぇそうなんですよ!

ってなんか意外にもうれしそうに答えてくれた

何で喜んでたの(笑)

近くにいた奥さんも笑ってた

夫のテンションに苦笑いか(笑)

ふたりともいい人でよかった

そういえば、この前

なぜか買い物中の旦那さんから

自分のサイズ何?

って連絡きて

いやいや、自分のサイズでしょ⁈

知らんがな!

わたしが聞いて覚えた夫のサイズを

本人が忘れてしまったの?

その時周りに幼稚園のお友だちのお母さんたちがいて

旦那さん可愛いね

と言われてしまった

周りのお母さんたちに旦那さんエピソードを話すと

なかなかどうして可愛いと言われる

こっちは苦労してるんです!

わたしの方が可愛いと言われたいんですけど!

何やねんあいつ!

もう寝る!







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プリン 

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久しぶりに、プリンが食べたいと思った。

いつも、彼に作った。

彼に会わなくなって、作るのをやめた。

わたしは特にプリンが好きだった訳でもなく。

決して自分から手に取るようなものでもなく。

ただ、彼が好きって言うから

彼が食べたいって言うから

それだけで作っていたら

プリンって美味しいんだって

思うようになった。

久しぶりに、作ろうかなぁ。

母としては、娘の好きなゼリー作りの方が優先かしら。

コンビニで買ってこようかなぁ。

プリン。

美味しいプリン。

手作りが一番。

彼は今でも、プリン好きで食べてるのかな。

美味しい卵と牛乳用意しなきゃ。

生クリームやクリームチーズ入りの濃厚なのが好みだったけれど

娘にはシンプルなものがいいのかな。

あ、彼に作ってたレシピ、、

あーあのサイトもう見つからないのかなぁ、、

なんか後半、あまりにもよく作ってたから

レシピなしで諳んじて作ってたし、、

プリンて目分量でも作れるし、、

紙媒体なんて今時じゃないのかもしれないけれど

ネットの方が意外とサイト無くなったり

見つからなくなるんだよね。

探してみよう。

プリン。

お腹空いたぁ。

あ、プリンにはさくらんぼのお酒!

ラムやブランデーも美味しいけれど。

わたしは何かとさくらんぼのお酒二種類を。

製菓用に買ったのがずっとあるだけなんだけどね!






追記

サイト見つかった!

すごい!

わぁ〜い!





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西陽の公園 

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それはそれは、わたしは元気で。

今現実が忙しくて充実しているので。

ここに時間を割けないのだけれど。

今、無理矢理文章を書かされたので。

憂さ晴らし?に来ました。

美しくない文章を書くって何だろうと

もやもや

内容自体は意味のあるもので

感動すら覚えるのに

文章にした途端

胸につかえるものが

この正体は?

読む相手?

相手との関係性?

だって、ここに書くみたいに自由じゃない

詩のように書くわけにもいかない

口語は微妙な

敬語も時には

そんな文章美しくないなって

しかも手書き!

汚い!わたしの字

嫌いなんだよね、きれいに書くことが

女性ならきっと、子どもの頃経験した、、

わたしの世代は小学生の頃丸文字とか流行ったっけ?

高校生になれば、教科書のような字とかね

そうゆうのが称賛されて

みんな練習するような

大人になったってペン習字とか

わたしは、それは没個性だと思っていて

みーんな同じ字

何がいいの?

高校生の頃からそんなこと考えてた

そしたら字が汚いよ!

没個性でもきれいがいいわ

って、ここに書いてる文章も汚い

美しくないなぁ

美しいものを生み出すって

こころが

そうゆう状態じゃないと

あーそうか

わたしには、画がいるんだ

やっぱりわたしは、映像先行だなぁ

目なんだなぁ

描写

わたしの目が見ている画

それを文字に、言葉にする

そうゆう文章を書いた時は美しいと思えて

そうゆう小説も好きで

じゃぁ今から書くってわざとらしくて

できないじゃない

けれど、今

毎日が美しくて

美しいものを

見ているわけではなく

こころ揺さぶられる

わけでもなく

それでも、美しい日々で

生きている

そうゆうこと

人と出会い

学び

感じ

この歳でも

まだ

新しい日々を

生きられることに

出会えることに

人に

感謝

本当に

本当に

いい日々だ

今は、まだインプット

またここに書きたいことも

今は、日々を全速力で

走り抜けてる

そろそろゆとりを持ちたい

また

また

ここで

会いましょう

たまには、、

いつも?

汚い文章でごめん

でも、汚い文章もここに書くってハードル下げた方が

書く頻度は上がるのかな

格好つけずに

等身大

かな?









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春と苺 

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春が、理解できない

長い間、氷の中に住んでいると

思うほど

とても寒く

けれど、悲嘆に暮れるほど

不快でもなく

ただ氷とともに生きているだけの

そうゆう生の実感だけで

恨めしくもない冬を過ごして

今年の桜は遅いのかと

遠く

想いを馳せていたら

春はいた

水仙

ふきのとう

クロッカス



小さく息をしているローズマリーにすら



真冬から育てているビオラも

いつの間にか

群れていて

視覚は

春、を

見ているはずの

身体は

春、を

感じているはずの

けれど、こころは

春にはない

少し前、芽吹くまでのその時に

こころが異様にざわついて

湧き上がるものが身体中渦巻いて

それが今は

氷がとけて

そこには跡形もなく

空に消えたような

春の嵐だった

娘の幼稚園のものを作るのに

こころを奪われていたのか

今でもまだ、あとひといきの作業が残っていて

春を見ていられないのか

亡くなった同級生のことで

胸がいっぱいなのか

どれだけ桜を見ても

その実感がない

春は凶暴だ

そんな言葉をつぶやくほど

芽吹きも光も強いのに

否が応でも

美しさを押し付けてくる春の力は

不思議と

美しいと

こころに届かない

なぜだろう?

東京で、満開になったと聞いたそれは

驚きでしかなく

東京はあったかいんだなぁ

と思って数日

もう、わたしの目の前も

満開だった

どうして?

北国の春のように

一斉に

それくらい、寒かったんだよ

ずっと、待ってたんだね

同級生の死のことは

本当は娘のことが落ち着いた入園後にしたいのだけれど

気持ちが熱いうちに行動に移さないと

それがまた消えてしまってからでは

彼も消えてしまうと

なかったことにしたくないと

先生は、今

娘が幼稚園に行く今

昔の

自分に声をかけてあげたいのかな

って

珍しく分析っぽいこと言うじゃない

実感としてはないのだけれど

わたしも、分析の目を持ってしまっているので

そうゆうふうに

本人には見えないものが見えるので

先生の言うことはあってるんだろうな

けれど、わたしは

高校生の自分に

何と声をかけたいのか

さっぱり

過去を否定してきたわたしは

今、彼女を受けいれたいんだろうか

同級生たちを受けいれるということを通して

自分の過去

あそこに住んでいる彼女を

みとめて

許してあげたいんだろうか

こっちを

観ている彼女

未来の

お母さんになったわたし

お互いに

受けいれて

愛してあげたい

強くならなきゃ

って思ってたわたしと

強くならなくてもいいよ

って抱きしめるわたし

母親を軽蔑していたわたしと

母親になるのはしあわせだと知ったわたし

ひとりぼっちだったわたしと

周りに囲まれているわたし

冬だった彼女と

春にいるわたし

先生はずるいなぁ

涙が

流れてくるじゃないか

自覚のないそれを

先生の指摘で見つける

わたしは

彼女を

観る

彼女も

わたしを

観ている

互いに

許しあう

母親になんてなりたくなかった将来の姿

凡庸になんてなりたくなかった将来の姿

地元なんて飛び立ちたかった将来の姿

何もかも

捨てたかった

わたし自身も

捨てたかった

何もかもを

新しく始めたかった

要らないと

思ってきた

わたしの過去

彼女の望む未来は

何ひとつ

叶わなかったよ

地元に戻って、ありふれた母をしているよ

過去も、わたし自身も、何ひとつ捨てられなかったよ

でも、生まれたら

両親にもらったその種で

生きてゆくのだから

地上に出て、芽吹くのも

過去の根が、あるのだから

何も、捨てられなかった

それが、わたしの生だったから

ごめんね

望むようなものは

何も叶えてあげられなかったけど



春にはいるよ

わたしに特別なものは何もないけれど

ここは、

春だよ

あったかい

季節すらないような

孤独にいた彼女は

春の色の中にいる

強い女にも

かっこいい女にも

綺麗な女にも

なーんにもなれてないけど

取るに足らないそのへんのお母さんだけど

苺、美味しかったよ

子どもの頃、苺が嫌いだった

もちろん、苺はよく食べたよ

でも、苺が嫌いだった

可愛い女の子の

幸福の象徴みたいなそれを

嫌悪していた

不運な苺とのエピソードは別にしても

(幼稚園バスで朝苺を食べてきた女の子が苺を吐いていた

乗り物が苦手だったわたしには強烈な光景だった)

どうして苺って聞くの?

子どもだから?

女の子だから?

どうして苺を好きじゃないといけないの?

いちごオレなんて、甘ったるくて気持ち悪い!

女の子の象徴の苺なんて

理解できず

嫌厭していた

それが、娘は

苺が大好きだ

その味も

その形も

その、愛らしい女の子であることも

娘は大好きだ

健全に育つと

こんなにも女の子であることを享受するのかというくらい

ピンクも、苺も、ワンピースも

大好きだ

娘と、お寺の枝垂れ桜を見た後

苺屋さんに行った

近所のおじさんに聞いたそこに

雨が降るような曇りの日に

探しに行ったのだけれど

見つからず

もう一度、苺の季節には行きたいと

やはり思っていた場所にはなく

通りかかったおばさんに声をかける

するとあっさり視界の先に

お店があった

赤い、苺の看板

農家のその庭先に作られた

簡素だけど今時のおしゃれさを備えた

苺農家の苺屋さん

そして苺農家の苺

果物も野菜も

流通を考え、ロスを考え

青いうちに収穫されるけれど

そこは完熟で摘むという

市販の苺とは比べものにならないほどの

真紅

完熟の苺なんてすぐに傷んでしまう

それでも、宝石のように輝く苺

そして、苺ジャム、シロップ、苺サンド、苺大福、苺アイス、、

苺、苺、、

お店見つけられてよかったね!

と、娘は笑顔を振りまき

店内でお母さんが苺商品を見ているのが待ちきれず

ーちゃん、このアイス!

と冷凍ショーケースを覗き込み何度も主張する

苺のあれこれを買い

お店の外

それはもう農家の家の庭でしかない

そこの切り株をどうぞと言われて

娘は苺アイスを

わたしは苺スムージーに

苺サンドをお昼に頬張る

時折、わたしは娘のアイスを食べ

娘はわたしのスムージーを飲む

暑いくらいの日差し

世界は春で

平和だなぁ

しあわせだ

と思う

それから、亡くなった同級生のことを想い

人生、こんなあったかいのに

しあわせでのんびりしてて平和で

人生なんてゆるくて何でもないのに

死んじゃった

もう彼はこの世界にはいないんだよなぁ

この小さなしあわせを

感じてもらうことは

できないのかぁ

息を吸うことも

美味しいものを食べることも

空を見上げることも

当たり前だけど

彼にはもうない

わたしは昔、どう感じていたんだろう?

今と同じなのかなぁ

精神分析を受ける前だって

本当は孤独だった頃だって

春は来たし、心地好いことも、美味しいものも、楽しいことも

友だちだっていたよ

しあわせだなーなんて思った、、思おうとした、、

それでも当時はそれがしあわせだと思ったこともあって

それが今わたしがしあわせだと思うことと

どう違うのか

何も違わないのか

彼は、孤独な頃のわたしと

同じように

しあわせだと感じながら

どこかでは孤独を感じていたんだろうか

春が来る

その事象は同じでも

こころが満たされている

その違い

家に帰ってからも

苺を食べる

完熟

きっと品種や肥料からくる甘さではなく

完熟

の甘さ

甘い

裏のおじいちゃんにも苺を持って行く

おじいちゃんにお供え、、というぎこちない大人の会話を試み

カタチだけ手を合わせ

おばあちゃんの姿はなく

お嫁さん、、わたしより世代が上の、、40代の

そのお嫁さんと

やっぱりぎこちない大人のお悔やみの会話をした

家族葬、、そんなことに触れ

お嫁さんに感謝され困った

わたしみたいな社会の常識も知らない人間に

ずっと年下のわたしが偉そうに言えることなんてないのに

頭を下げられたわたしは

恐縮して余計にぎこちない大人の態度を謝った

カタチだけのお供え物は

息子一家のお腹の中へ

完熟

すぐに食べないとね

それでお嫁さんに

あそこ、、名前、、ーさん?あの農家あの辺じゃ有名なのよ!

と教えてもらった

子どもと同級生なのかな

苺農家の庭先で

中学生の自転車と

女の子たちの声と

日光で暖かくなった車に乗り込んで帰る時

高校生が帰宅するのを見つけた

ちょうど、裏の子たちと

同じなんだろう

春は軽やかに

春は、大人になったなぁ

こうゆうことが、当たり前に

そりゃ下手くそだけど

当たり前に

良心を

他人に手渡すことが

できるようになった

近所のおばあちゃんが裏のおじいちゃんが亡くなって

涙ぐんでいた時も

おばあちゃんを抱きしめた

こうゆうの

わたしは平気

昔のわたしは

できなかったのかなぁ

こころのある人、、

こころを開いている人間は

こころのやり取りも

容易だ

昔、こころのある友を見て

不思議だったことが

今は、わかる気がするよ

やっぱり春なのかなぁ

苺には

母という字が

入っていた

春かなぁ








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ぽたぽた 

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泣いてる

こんな時、ぎゅうってしてくれる人がいたらいいのに

旦那さんはお仕事でいない

泣いている

甘えたくなる

でもきっと泣いてるところ

男の人に見せちゃいけないんだろうな

弱ってる子みたら、庇護したくなる

優しくされたら、甘えたくなる

あぁこんな感覚久しぶり

先生にはいつも言われるけど!

甘えたいんだよね

頼りたいんだよね

って

「普段はしっかりしてるから、恋人には甘えたいんだよね?」

昔そんなことをある人に言われたことがあったけれど

今でもわたしはそんなふうに見えてるんだろうか

彼からしたら、わたしはいつも甘えんぼうでダメな子なんだろうか?

ひとりで、いつも、、がんばってるんだけどな

でもそれじゃ潰れちゃうのも知ってる

頼り方がわかんない

頼れる人がいない

困ったなぁ

さみしい

ぎゅうってしてほしい

その腕の中で

泣きたい







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昔話 

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意外にあっさりと

同級生の中では一番彼と親しかった人がつかまった

もっとあっちの方の友人かと思ったら

あれ?そういえば、高校生の時

彼と彼は同じ電車に乗ってたんだっけ

思い出した

わたしの、隣の路線の

そっかぁ

彼の友人と

在学中わたしはほとんど話してない友人と

今、近況とか死んだ彼のこととか

話して

今度、直接会って話したいって言われて

彼のことを想ってくれてる人がいて、うれしかった

と、言われて

そうだよね

ずっと抱えてきたんだよなぁ

と思った

わたしなんかより、ずっと

ずっとずっと彼に近くて

ずっとずっと長い間

考えてたんだろうな

彼と遊んだり家に泊まった話を聞いて

わたしは羨ましくて、しょうがない

わたしも、一緒に、彼といたかったなぁ

そうやって、

ずるいーーー仲間に入れろー

とかって、

わたしは笑って言って

もう、どこにも彼はいなくて

仲間に入る場所も

一緒に泊まって遊ぶことも

できはしないのに

わたしはやきもちをやいて

うれしくなる

まだ、彼が生きているような気持ちになる

生きてるんだよね

きっと

こころの中に

生きてるんだよね

ずっと

それで、わたしは安心する

彼の隣に

優しい友人がいたことに

彼の痛みは知らない

彼の孤独も知らない

彼の苦しみも知らない

最後に

闇にのまれてしまったのだとしても

家族が地獄だったとしても

生きている間

少しでも

優しい人が

彼の隣にいたのなら

少しでも

彼に、

優しさが届いていたのなら

本当に、よかったと思う

何もよくなんてないけど

何も、よくなんてないけど

彼の傷が

死後だとしても

少しでも

癒されますように



























01:39 |  trackback: -- | comment: 0 | edit

あの公園から始まってた 

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記事は前後するけれど、ちゃんと載せておこう

3月19日〜





わたしはずっと

死にたい

と言ってきて

今でも、こころのポケットに

それは入っていて

けれど、わたしは

それを

外から見る側のことは

何も知らなくて

それが

どうゆうことなのか

何も知らなくて

死が隣に置いてあった頃

いつでもそれを手に取ることができた頃

先生に何度も

自ら死ぬこと

それが周りにどんな影響を与えるのか

わかる?

って訊かれた

わたしには、わからなかった

今でもきっと、わからない

自分の命に価値があるのか

わたしを想ってくれる人がいるのか

その影響を

きっと、わかってなんかいないのだろう

それでも、今の気持ちは、、

ここに、書いたことがあっただろうか?

死んだんだよ

彼は

自ら、命を奪って

それを、未だに

わたしはどう受けとめて

どう考えればいいのか

わからないままでいる

どうして今、彼のことを想い出したのだろうと

裏のおじいちゃんが亡くなったからだろうか

あの曲が、何故か

彼を想い出させるんだ

好きなはずのその曲が

何の関連もないその曲が

彼とくっついてしまって

音がなると彼のことしか想えなくなるんだ

彼が死んだのを知ったのは数年前

その時点で、彼が死んでからどれだけ経っていたのだろう?

そう、彼が死んだ季節すら知らない

何でなんだろう

それを聞いた時は、ただ驚きで

全く連絡先を知らないわたしは

それでもお墓に行くべきだろうかと考えて

周りの誰もそんな話はしてなくて

確かにその中で、わたししか彼のことを想っていた人間はいなくて

どうしようと考えている間に

何の実感もない彼の死は

こころの中に石ころのように置いて

捨てることも、手に包むこともしないで

ただ、自分のことに精一杯だった

それで、何故再び?

そうか、二十年なんだ

彼に出会ってから

たった、人生の三年間

毎日、顔を合わせていた

クラスメイト

卒業したきり

一度も

会えなかった

ずっと会いたいって

思ってた

いつ会えるんだろうって

連絡先も聞かないで、卒業しちゃった

ずっと周りに尋ねてた

彼、どうしてる?

わたしの周りは誰も知らなくて

それが、最後に聞いた消息が

自殺

何でわたしは

もっとちゃんと

彼のこと探さなかったんだろう

友人を辿れば、どこかで繋がったはず

どうして、いつか会えると思っていたんだろう

もう二度と、会えない

そんな結末を、疑っていれば

もっと必死で、彼を捕まえただろうか

わたしは、大人になった彼を知らない

穢れを知らない、少年のまま

何も深い話をしたことはない

ただ、いつも席が近かった

小さな高校で、クラス替えもないような

彼は窓際で、わたしはその隣の列

長い間不登校をしたわたしは

社会復帰のリハビリをするように高校に通い始めて

彼の入学当初の初々しい記憶もあるけれど

彼と話した記憶は、高校三年生くらいのような気がする

お互い、恐る恐る始めた高校から

明るくなってきた

それはもう高校も半分を過ぎてからだったのか

話す、と言っても

たぶん、普通の高校生のそれより

ずいぶん控えめなんだと思う

リハビリ、だったからね

それでも、彼は、わたしにとって起点

その後、「普通の世界」に行ったわたしは

男友だちとよく遊んだ

リハビリも終えたし

高校生の微妙な異性の距離もなく

本当に友だちで

男の子と一緒にいる方が楽だった

だから、地元に帰ると

友人に、彼はどうしてる?

会いたいとよく話した

今だったらもう、本当に

隣の彼じゃなく

いっぱい一緒に遊べる彼

いっぱい一緒に遊べる彼とわたし

になれると思ってた

けれど生憎、彼と繋がってる友だちはいなくて

変わった高校だったからなのか

普通の高校生でもそうなのかわからないけれど

男女があまり交わることがなく

異性の友だちがいる子は少数派で

卒業してから、わたしが彼のことを求めると

何だか男女のそれみたいに勘違いされるのが嫌で

彼については口を閉ざすようになったし

そもそも、地元に戻ることも減ったりして

ただ、時折

非現実のものとして

彼を思い出すだけになっていった

「男女のそれ」

それは、本当にどうだったんだろうか?

何だか、何のドラマもないのだけれど

本当に、わたしの中で彼は友人で

大好きな、友人で

大学生の頃もよく困ったのだけれど

男友だちと仲良くしていると

周りの女の子に

付き合ったらいいとか

好きなんじゃないの?

彼に脈ありって言っちゃったとか

男友だちあんなにいるのに!

早くその中から彼氏選びな!

とかわたしはいつも困っていた

男女の友情

それは確かに、絶妙なバランスの上でしか成り立たない

ということは今は知ってしまったけれど

それはつまり、わたしの側からすれば

男は下心があって、隙があったらするんだよね?

って

だから、あの当時、わたしが男友だちを信じていられたのは

わたしが女性性を殺していたからで

それは友情のためにとかではなく

自己否定が性にまで及んでいたから

自分を殺していたわたしは、女性である部分も殺していて

だから、異性に対して女性の魅力、誘惑、隙

はなかったんだと思う、、

思う、、

わかんない、けど

それでも、好きになったりなられたり、、

でも、先生に出逢って

わたしは圧倒的に変わって

それは、女性の部分も露わになってしまって

年齢的にも、二十代後半で女性としての魅力が増す頃で

さらにわたしは、「病気」と「隙」を持っていて

あとはきっと瞳と笑顔を持っていて

何だか信じられないくらい

男性から女性としてみとめられるようになってしまって

友情もいくつか壊れてしまった

大学の頃、信じてた、大好きだった友だちが

わたしに、口づけをする

彼らに言いたい

返してよ

わたしの友だち、返してよ

大好きだった友人を

大好きだった友人本人に奪われた

そんなだから

わかんない

もし、彼と再会できていたら

大学生の時?

もっと大人になってから?

どうだったのか

異性として惹かれたのか

友だちになれたのか

なれなかったのか

そんなこと、考えてみても

どうにもならないんだけど

彼が、卒業後

どんな人生を歩んできたかなんて知らなくて

彼のこと、本当に何も知らなくて

そもそも何故、あんな高校に通ってきたのか

自死、の原因を聞くと

家庭環境、なのは想像がつくけれど

あの高校は、今思うと

精神疾患のオンパレードで

わたしは全くわからないけれど

発達障害とか自閉症スペクトラム、、

その中で彼は、比較的「普通」で

ただ、親に恵まれなかったのだろう

その傷のせいで、人生上手くゆかなかったのだろう

そして結果、親に殺されるように

死んでしまった

わたしは、彼のお墓に行くべきなのだろうか

行って、どうなるのだろう?

彼には、もう会えないのに?

お墓行くということは、彼の実家も訪ねるということ?

それは、両親に会うということ?

彼を殺した、両親に?

わたしは、同じ被害者だから

彼が何を思って、どう死んだのかは知らないけれど

死にたいと思う時の

あの痛みは

知っているから

彼が、その痛みを抱えていたこと

それは、親によってもたらされるものだということ

わたしは、彼の両親に会って

何て言えばいいの?

遺族の痛みは、計り知れないのだろうけれど

わたしからすれば

加害者

そんな人たちに会って

わたしは、正気でいられるだろうか

それに、何より

彼とはもう、会えないのに?

彼のいない実家に、何の意味があるの?

彼は、イルカに会えたんだろうか

卒業してから二年くらい経った頃だったか

唯一、聞いた彼の消息

大学辞めたらしいよ。イルカの調教師になりたいんだって。

わたしの頭の中は何も理解できなかった

彼が大学を辞めてしまったことにも驚いたけれど

イルカがどこからどう出てきたのか

それは本気の話なのか、やけになっているのか

夢物語なのか、噂話なのか

何も確かめることはできず

ただ、それ以来は彼のことを想う時は

あのビーチランドかな、、イルカ

イルカと一緒にいるところを想像してみた

本当かどうかもわかりもしない話でも

それが彼の望むものならば、叶っているといい

叶っている彼に、会いたいと

変わらず思っていた

こうして書いていると

片想いだったのかな?

ずうっと会いたかった

でも本当に性的などうこうというものはなく

会いたかった

彼は、わたしのこと

思い出したりしただろうか?

いつまで、わたしのことを憶えてくれていたのだろう

そもそも彼は、わたしのことをどう思っていたんだろう?

わたしは、今でも会いたいよ

へへ、大人になった今、こんなこと言ったら

好きになっちゃうよね

男の人は隙あらば!だから、セックスしちゃうのか!

それもいいかもしれない

あぁ、大人になって再会してたら

わたし、彼のこと

好きになったのかもしれない

すごく、綺麗だった

純粋な少年だった

何も、ちゃんとした話をしたことはないけれど

今思い返せば

すごく綺麗だった

あの頃のわたしは、何もわからなかったけれど

あれから彼が

どれほど傷ついて

その傷で、彼は変わってしまったのか

変わらなかったのか

悪い噂だったらいいのに

実家に行ってみたら、本人がいたらいいのに

本当にもう、会えないんだろうか

会いたかった

会いたいんだよ、今でも

わたしは彼のことを

ニックネームで呼んでたのに

彼はわたしのこと、姓でさん付けだった

あれ?最後の方、、名前でちゃん付けだった?

会いたいよお

彼と仲のよかった友人たちは

最後まで、彼と会ってたのだろうか

あぁ、怖いな

高校の同級生が何をしているかを

知るのは怖い

いったい、何人が死んでる?

死が、当たり前の集団があるんだって

死んでしまった彼と地元の近い友人が言っていた

軒並み死んでるって

よくわからないけれど、昔、彼もその友人も通っていた

支援スクールみたいなところにいた人

すごい死んでるんだって

高校の同級生、死んだと聞いたのは彼だけだけれど

大学中途退学、非正規雇用、フリーター

結婚した子は離婚、そうでなければ処女

そうゆう割合が、高すぎる

自死も、たぶん、、彼だけじゃないんだろう

同窓会のない理由がわかる

誰も、会って話したい「今」なんてない、、のかもしれない

特に、男の子たちにはきついだろうな

「普通」に生きる

なんて難しいことなんだろう

でもなんで、普通に生きなきゃならないんだろう

日本は、「普通」じゃないと

ものすごく生き辛い

親にも殺されて生きてきて

社会にも殺される

明日はわが身?

でも、今さらながら戸惑っていたけれど

こうして書いて

彼のことが好きだって

わかってよかった

きっと、未来で好きになる予定だったんだ

だから、こんなにも涙があふれてくるんだろう

もう一度、会えていたら

好きになっていたよ

会いたかった

魂というものがあるのならば

生まれ変わることがあるのならば

逢いたい

恋人になりたいとか、そうゆうんじやない

もう二度と

死なせたくない

その傷を

抱きしめたい

わたしが、抱きしめてあげるから

もう、ひとりにならないで

やっぱり恋とかじゃないのかな

ただただ、彼に会いたい

同じ

傷を持っているから

同じなんだよ

紙一重

わたしたちは

そうゆう世界に

生きてきた

わたしが彼で

彼がわたし

同じ年に生まれた

同じ高校に通った

席が、隣だった

とても、近かった

生きるも、死ぬも

大好きだよ

双子みたいなもの

わたしと、同じだと思ってた

わたしが、男になったのが彼



何もわかっていなかった

連絡先を聞かないで卒業しちゃった

誰にどう思われようと、彼を探せばよかった

わたしが彼を救えたなんて、傲慢だけれど

救いたかった

ひとりに、したくなかった

それに何より

ずっと、

会いたかった

こんなに長く

会いたいって

思ってきた相手はいないよ

ずうっと会えないことが、気がかりで

会いたいって、思ってた

何でこんなに大好きって

気づかなかったんだろう

綺麗だった

だから、壊れてしまったのかな

本当に、現実なんだろうか

彼は、死んだの?

彼は、二十代のまま

わたしの記憶では、十代のまま

もう、この世界に、いないの?

もう二度と、会えないの?

会いたいって

憶えてる

彼が、わたしの名前を

呼んでくれた時の



もっと、一緒に笑いたかった






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満たしたいだけの 

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男の人は、嫌なことがあった日

憂さ晴らしに、セックスしたいと思うんだろうか?

あるのだとしたら

今日のわたしは、そんな気分だ

女として抱かれたい

のではなく

抱きたい

子どもの頃から

男の子になりたかった

今でも、そうだ

憧れだ

可愛くなんかなりたくなかった

格好良く、なりたかった

今では、思う

どうして、わたしにはペニスがないのかと

うーん、というより

性器に対して、というより

支配欲とか征服欲みたいなものなのか?

それともSなの?

気持ちよく、させたい

そりゃ、してもらうのは、この上なく

切なくもうれしいけれど

わたしが、彼を

イかせたいじゃない?

喘いでるところを観たい

わたしが、いじめて

彼が身悶えするところを

観たい

それが、男性だったら

もっと簡単に叶うんだろうな

「奥さんめっちゃ可愛いじゃん⁉︎」

夫の友人がそう言うのを聞いた

わたしは鏡の中のわたしを見て思った

「ばーか。当たり前だろ」

そりゃわたしの中の凡庸な部分は

可愛いと言われて喜んだけれど

その一方で、軽蔑した

男に可愛いと言われるなんて、簡単だ

容姿が可愛いくても、中身が醜かったら

それが何だと言うのか

男に可愛いと言われると

くだらないモノになった気分だ

そんなもの要らないよ

わたしの容姿なんて、ゴミみたいなもんだ

本当に可愛かったらテレビにでも出てるって

男に可愛いと言われるなんて、簡単だ

平均点のわたしが、目を見て笑うだけ

それだけ

みんなわたしの目が可愛いと言う

わたしの価値ある部分は、瞳だけですか

そりゃ、整形もしないでこの目の大きさ、形

だけど、目だけで美人にはなれません

だから、わたしは美人でも何でもないよ

男だったら、

こんなくだらない扱いを受けずに済んだんだろうか?

男だったら、

可愛いふりして笑わなくてもよかったんだろうか?

男だったら、どうやって女の子を落としたらよかったんだろう?

男になっても、

女を落とすの簡単だって

思えたのかな

わからない

男の人って

好きじゃなくても

できるじゃん

だから、簡単でしょ?

女の人でも、そうなんだろうけど

わたしは、、

わたしは、、

彼に

抱いて欲しい

彼は、嫌なことがあった日

憂さ晴らしに、

セックスしたい

って、思ったりするんだろうか?

いつも優しい彼が

そんなふうにするところなんて

なんだか想像できないけれど

たまには、そうゆう姿も観たいと思う

強引でいいよ

乱暴でいいよ

生きていたら、そんな日もあるから

わたしの身体で

彼が安らぐなら

そうしてほしい

綺麗な彼

たまには、人間らしく

汚いところも観せてよ

あぁ、やっぱり

わたしは、女だなぁ

彼に抱かれたいもん

もちろん、彼のこと

いじめるけど

抱いて欲しいって思う

たまには

愛とか何とかなんて言わないで

身体で

こころを満たして欲しい

セックス、したいなぁ



わたし、男の人、軽蔑してるのかな?

あ、違うなぁ

わたしは嫌いなんだ

わたしのことを好きだと言う人のことが

嫌い

そう、それはつまり

憎んでいるのはわたし

わたしが嫌いなわたしのこと

好きだと言うのが許せないんだ

こんな醜いわたしを

可愛いと言うことが許せないんだ

だから、男の人が嫌なんだ

簡単に、わたしのこと

可愛い

って言うから

彼は、わたしの性格?中身が好きなんだって

確かに、きっと彼は細い華奢な子が好きで

わたしじゃ落第点も甚だしいですよね

一度言われた

「でも、抱き心地はいい」

彼は、わたしの大嫌いな

わたしの容姿を褒めない

子どもの頃から

母と祖母に

言われた

わたしの容姿の美しさについて

それは、おとぎばなしに出てくる

継母達のように

恐ろしいものだった

容姿を愛でられているのではなく

妬まれているような

美しいものを持つことは

不吉だというような

だからわたしは

わたしは何かを持っているのだと思うのと同時に

灰を被らなければ

醜く、醜く生きなければ

そう思った

美しいものは

不吉で汚いと

だからわたしは

女性であることを殺した

女性として魅力あることを

覚られてはならない

そうしなければ

妬まれ

殺されてしまうから


























23:59 |  trackback: -- | comment: 0 | edit

 

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彼は死んだ



考えている

数年前に死んだ彼のことを

なぜ今?

先生は分析家らしいことを言う

その答え

わたしには、わからない





坂道

彼につながっていた

彼につながってゆくものを先月から

わたしは一日、一日と過ごし

裏のおじいさんが死んだ

そして、彼の死がよみがえる

もうすぐ、わたしは彼の実家にも、彼のお墓にも

辿り着く

どうやら、彼と親交のあった友人にも

手が届きそうだ



双子

彼とわたしは

同じ

双子

彼は男で

わたしは女

それ以外の違い

彼は死を選んで

わたしは生きている

ずっと隣だった

一年間、ずっと隣にいた

ひょっとしたらその前の数年も

隣にいたのかもしれない

十数年ぶりに

声を想い出す

わたしを呼ぶ

彼の声

もう、二度と

聴けないの?

二度と

会えない

二度と

会えないままだった

再会

していたら

恋に落ちていたかもしれない

片割れ

双子

異性の

とか

そうゆう意味でなく

同じだった

同じ

彼と

わたし

死んでいたのは

わたしで

生きていたのは



現実は違って

未来は違わなかったかもしれない

ずっと彼を想っていた

不思議なほど

長い間

これほど

長い間

想った相手はいない

好き

とか

そうゆうのではなく

ただ

ずっと

会いたかった

毎日顔を合わせていた

会えなくなって

それから

ずっと

会いたかった

毎日会っていた頃は

好きという感情は微塵もなく

会えなくなってからも

異性として好きなのではなく

ただ、会いたかった

今でも、会いたい

死んだ彼に

会いたくて、泣く

彼が死んだ今、気づく

恋に、落ちていたよ

もし、彼と

再会することができていたのなら

きっと、愛しあったんじゃないだろうか

そうゆう

予定だったふたり

二度と

会うことは

なかった

彼は死んだ

自殺した
























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お母さん泣かせ 

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今日、久しぶりに

人生以外で挫折しそうになる

いつもいつも死にたくなって人生折れそうになるわたしが

今日もう折れそうになったのは

お裁縫

そうです

入園グッズです

手作りの

でも、こればっかりは、、

投げ出すわけにはいかない!

だってそれ以外の選択肢がないんだもん

泣いててもどうにもならない

ただやるしかない

泣きながら夏休みの宿題やるみたいだ

今日いっぱい失敗したから

明日からは失敗が活きると信じるしかない

泣きたい

お母さん、お休みが欲しいです

年中無休、、

泣く







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雨のち雨のち 

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雨天四日目

雨が、降り続いている

いや、昨日だって晴れて娘と公園に行ったよ

そう、親だもの

独身の頃のように

自分の中で死んでいればいいわけでなく

生活に最低限のことはしなければならない

けれど、親であるということがマイナスに作用もしているのだろう

自己嫌悪

ダメな母親

自分を嫌い罵るだけにじゅうぶんすぎる

少し、上向いてきたかと思っては、雨

それでもそろそろまずいと

今日は外出だ

空は、本当に雨が降ってきた

手芸店で娘の幼稚園のためのあれこれを買い

それからショッピングモールに行く

美味しいものでも食べたら元気が出るかな

期待をこめてレストラン街を歩く

美味しいもの、美味しいもの、、

何も食べたくならない

娘がここ!とお店を決める

えーここ?ここ、ここねぇ

その時の美味しいもののイメージにはなかったお蕎麦屋さん

まぁでも娘が言うんだし、食べたいものもないしで

暖簾をくぐる

そのお昼でもない夜でもない

こんな時間に誰が食事をするのかというような時間で

平日のお店は閑散としていた

注文をしてふと、娘と隣あって座ったわたしの

娘のその先に、空いたテーブルをひとつ挟んで

声が聞こえるかどうかの距離の隣の席に

座っている男女が目に入った

食べ放題、なのか、店員が男性に蕎麦のお代わりを訊いている

男性はお願いしますと答え、残りの蕎麦を頬張る

向かいに座った女性が、「美味しい?」というようなことを

訊いたようで、男性はうんうんと笑いながら頷いた

この人、好きだなぁと、見知らぬ男性を眺めた

歳は、四十、、いや五十代

向かいの女性も、五十代

その男性は、ずっとうれしそうに食べている

こうゆう人、たまに見かける

ずっと笑顔の人

顔付きがそうなのか、本当にずっと幸福なのか

それとも気づかいをしているのか

わからないけれど

いつも笑顔を湛えているような人に、たまに出会う

今でこそマシになったのだろうけれど

周りの目を気にする、というか、見え過ぎるというか

そんなわたしは、周囲の感情を常に推し量ってしまう

だから、この男性のようにいつもにこやかな人を見ると

感心してしまうし

逆に、いつも不機嫌そうな人とは一緒にいて不安になる

こう書いてしまうと、そりゃ誰でもそうだと思うけれど

それが、過剰なんだろう

不満はなくても、不満顔の人とかね

顔のパーツが、もうそうゆうつくりだったり

けれどその不思議な時間帯に

お蕎麦をもりもり食べている見知らぬ男性は

嬉々としていて

なんだか肌も上気しているような

こんなチェーン店のお蕎麦がそんな効果をもたらすのかというくらいで

わたしは、ふと、仮説を立ててみた

この二人がもし、夫婦でなかったら?

向かいに座っている女性は、男性とは対照的に

くすんだ人だった

楽しそうというわけでも、美味しそうというわけでもなく

肌艶も、全体に灰色を纏ったような

年相応というよりは、不満が彼女を覆ってしまっているような

以前バイト先の、五十代の主婦が

夫に愛はなく、仕事にも不平を言っていた姿と重なった

絶望的なものではないが

そこはかとなく漂う不満や倦怠感

夫婦

には見えなかった

そのテーブルと反対側の隣にも

中年の男女が座っていて

こちらはもう、夫婦感がはっきりと見えていた

目を閉じても、誰もが夫婦と言い当てられそうな夫婦だった

夫婦とは不思議なもので、世の夫婦を眺めていると

二人は似ている

一体感、だろうか

二人が一緒にいることの違和感のなさ

容姿とか言動とか、色んな好みが似てきて

よく言う顔さえも似てくるような

二人で一つの夫婦が完成されている

それが、こちらの夫婦の夫婦感といったらないのに

あちらの男女は、他人

そこのテーブルに一緒に座っていることすら

違和感を覚えるほどだった

これが、本当に他人だったら?

不倫

そこでの仮説だ

好きな女性と食べるお蕎麦は美味しい?

それとも、セックスはよかった?

まだ、ホテルはこれから?

どの理由で、そんなにうれしそうにお蕎麦を食べるの?

でもだとしたら、女性の方は?

好きな男性とのデートじゃないの?

あーそうか、男の方が単純で子どもだものね?

男がひとりだけ、気持ちよくなってるの?

お昼はとっくに過ぎて

けれど、夕飯時にはまだ時間がある

そんな平和なショッピングモールのお蕎麦屋さん

まさか、こんな妄想をしている女がいた

そうこうしているうちに

その男女は席を立ちレジに向かった

その姿を見て、わたしははっとした

男性はスポーティなコンパクトダウンを羽織って

後から立った女性は、日本の奥様定番のダウンコートを着た

もう春だという、この時季

しかも空調の効き過ぎた店内

二人揃って、ダウン、、

夫婦、、なのかもしれない

数あるコートの材質からダウンを選ぶこと

そして春に向かっている今まだしっかりと着込むこと

それは、二人が夫婦である証明になるのだろうか

わたしの妄想が負けた、、

最後のどんでん返しが待っていたような気分でもあり

完全に論破されたわけでもないような

今でも、わからない

あ、今思い出した

食事の後、二人揃って爪楊枝を熱心に使っていた

それは、どうなの?

二人とも片手で爪楊枝を持ち、もう片方で口元を隠し

向かいあって、全く同じ体勢で、黙々と

爪楊枝好きは夫婦で共有するもの?

それとも身体の関係を見越した恋人のエチケット?

わからない、、

爪楊枝、、

若い子って使うのかな

爪楊枝って、人前で使うの恥ずかしくない?

好きな人の前ならなおさら、、

爪楊枝、、

妻用事!

そうして、わたしもお店を後にして

ショッピングモール内を歩く

気持ちが晴れるかと

洋服を見たり

娘に必要な物を買ったり

けれど、こころは虚しくなる一方だった

普通は、高揚するものだろう

きらきらした照明

速いビートの音楽

五感全てに目がけて

あなたを虜にしたい買ってほしいの

そんな空間のはずなのに

次第に頭は重くなって

懐かしいなぁと思った

ひとりの頃、いつもの感覚

きらきらした街もお店も

ひとりで歩いて

何を求めているのか

求めているものは

どこにもなくて

彷徨い続けても

疲労感が募るばかりで

何もないのに

何か欲しくて

物はあふれていても

虚しいばかりだった

そうして、明日のパンだけは、、

と美味しいパン屋さんでバゲットを買い

ドーナツ屋さんの前で立ち止まった母娘は

三つ以上買うと安くなると言われても

ドーナツを一つずつだけ買い

車に戻った

外はもう黒色になっていた

夜というほどの時間ではないはずなのに

それは閉店間近ですと言われてもいいような

しっかりとした夜だった

そして雨が激しくなっていた

なるべく、なるべく出入り口の近くへ停めた車まで

傘を差して歩く

母娘は不機嫌だ

ドーナツの紙袋を

取り上げた母と

取り上げられた娘

こんな雨の中、紙袋が濡れて破けてドーナツが散乱するなんてまっぴらごめん

こんな雨の中、大好きな傘を差して大好きなドーナツを持っていたかった

車に乗り込んでから、娘にドーナツの紙袋を突き返す

お母さんは、疲れて頭が痛いのだ

海外へ出るにつれて傘を差さなくなったわたしでも

傘を差さなきゃならないほどの雨が降っていた

帰り道、その道は、好きでも嫌いでもなく

ただ慣れない道だった

そのショッピングモール自体行く頻度は高くなく

その上、いつも使っていた道が踏み切りの工事で

半年以上通行止めになっていた

だから、ただでさえたまにの道が

さらに走ったことのない迂回路をゆくので

運転を得意としないわたしは

幾許かの緊張感を持ってハンドルを握っていた

赤信号で、止まる

ワイパーを、低速まで落とす

テールランプや街灯、店の光に照らされた雫が

ぽつぽつと視界いっぱいになり、滲む

そこへワイパーが一往復し、全てを消し去る

またぽつぽつと雨粒がいっぱいになり

粒が形を歪ませ広がった頃にワイパー

またぽつぽつと雨粒が、、

試しに、ワイパーを止めてみる

ぽつぽつとガラスいっぱいになった雨粒は

形を失い、乱れてゆく

やっぱり違う

美しくない

またワイパーを動かす

今日の気分は、この雨の量は

ワイパー低速

粒に覆われる

滲む

拭き取る

こんなに全てがぴったりくることなんて

ないというぐらい

一体感

調和のとれた

雨の量とワイパーのタイミング

彼と一緒にいる時の

わたしのこころみたいだ

何も違和感のない

全てが美しく馴染んでいる

彼は、どんなふうにワイパーを使っていたのだろう?

彼のワイパーを含め運転は

とても心地のよいものだった

ワイパーの速度さえ

不満を抱いたことはないような

ワイパーの存在さえ、感じさせないような

そんな美しさ

わたしは、雨が降っている時

信号で停止すると

ワイパーを止める

ワイパーがガラスを削っているのが嫌なのだ

そりゃ、ゴムがガラスを削るわけはないのだけれど

わたしの中では、削っているのだ、確実に

そして、滲んでゆく視界を観る

それが、美しいのかを、観る

けれど、大抵は大きくこころを揺さぶることはない

それは、それなりに美しいのだけれど

どこかで誰かがつくった歌

そんな陳腐さ

だからこそ、あの調和のとれた雨粒とワイパーは

発見だった

完全に止めてはいけない

一定のリズムがもたらす美

そのバランス

再発進したわたしは

カーブの多い道をゆく

ワイパーは高速だ

停止中はワイパーを止めて視界を雨に譲るのに

走っている最中は

ひとつの穢れもない

クリアな視界が好きだ

いつもわたしのワイパーは、周りの車より

せっせと働いている

雨などで、わたしの行く手を阻まぬように

透明な美しさを、保つように

それでもワイパーが負けを認めるほど

雨は降っているようだった

けれどもわたしには、そんなに雨は降っているのか疑問だった

総崩れとなった土砂降りの雨ではなく

しっかりと粒立った立派な雨だった

それなのに、ワイパーで拭っても拭っても

クリアな視界は一瞬も保たれなかった

ワイパーの上にもう一枚ガラスがあって

ワイパーは何もない空間を行き来しているだけなんじゃないかと疑うほど

ワイパーとはまるで無関係の雨粒がフロントガラスに打ち付け

道路を見ているのかフロントガラスの雨粒を見ているのかわからなくなるほどで

かと言って視界が滲むわけでもなかった

どれだけ拭っても

涙はあふれるというのですか?

その道は、いくつもカーブがあって

その一つ一つはどちらに曲がってゆくのか

わたしの身体は覚えていなくて

夜はさらにその予測を不可能にした

道自体は面白い道だと思うのだけれど

運転、ということを考えると、夜はハンドルをぎゅっと握る

最後の右折も、不意に現れるから

そこまでゆけば、あとはいつもの

その右折を見逃してしまったら

変則三叉路

へんそくさんさろ?

そう言われた

今でもわからない

へんそくさんさろが何なのか

でも、あそこはへんそくさんさろなんだって

そのへんそくさんさろを右折するのも直進して帰るのも嫌なの

信号で停止する

今度はフロントガラスを見ない

街灯に照らされた標識を観た

何だ、美しいじゃないか

何で、美しいんだよ

こんなこころがぼろぼろの

雨天四日目

消火栓の標識と

そこに振り続ける雨が美しかった

娘は眠ってドーナツの紙袋を足もとへ落とした

カーステレオは、娘のものからわたしのものへ変えた

ユウちゃんは天才だな、といつものように思った

わたしの目は、どれだけ降っても

濁ることはなかった




雨天五日目

今日はもう!

もうどうにもならない公式の予定です

落ちてられないお母さん

ここは意地でも行くよと思ったら

眠りが浅い

お陰で遅刻せずに

公式の軌道に乗せてしまえば

あとは嘘か誠か、笑顔のお母さん

けれど、それは意外なところに

園長先生と話した

悲しい調子でも、何でもなく

むしろ明るく、話したはずなのに

先生が、それを聴いて涙が、、と言った

わたしの放った言葉が、先生のこころを揺さぶったみたいだった

そしたら、わたしも急に、自分の放った言葉にぐっときて

目に涙が滲んできて、慌ててぽたぽた落ちるのを堪えた

園長先生がハグしましょうと急に身体を寄せた

何だかよくわからない状況だった

本当に、言葉としては、一文、それだけ伝えたら

それが園長先生のこころを震えさせた

先生は、あなたは感覚の人なのね、と言った

何となくその意味はわかったけれど、本当の意味は何なのだろう?

園長先生はとても学のある人のようで

人智学かと思ったら、孔子、福沢諭吉

言語も英語、独語、まさかラテンは?

どこまでの深度を持っているのかはわからないけれど

さらっと話す内容に保護者が追いついているのか

だから、感覚の人、と言っても

保育の理論とか人智学とか

はっきりと意味がありそうだ

そして、話しなさい、と言われた

言葉にするのよ、と

話し続けるのよ、と

中にあるものを、言葉としてカタチにすること



わたしが、園長先生に話したのは

わたしの中にも、湖があるんです

それだけ

先生が、魂の中に湖がある、それがこころだ

というようなことを話していたので

興味を覚えたわたしは、講話後

偶然にも側にいた先生にそう告げた

先生がどんな人なのか、もちろん先生もわたしのことを

お互いに知らないのだけれど

たぶん先生は、湖の感覚を持った人間に会って感激したのだと思う

そしてわたしは、わたしのことを告白できる相手に会って

うれしかったのかなぁ

簡潔に、湖が夜であること、昼間も見えるようになったことも付け加えたけれど

言葉を重ねるたびに涙が増えるようでやめた

それを魂と呼ぶのかは知らないけれど

こころの深い話を持つ人間って

なかなか出逢えなくて

出逢えるだけで、自分の存在証明になるような

そうゆう関係のような

園長先生は、やっぱり園長先生なので

子どもの頃愛情に恵まれなかったことや

娘にしてやれることについて

数行も話さない程度なのにわたしを心配し

大丈夫だと言った

本当にできてない親は、そうやって言うことすらないもの

と言ってくれた

わたしには、わからないけれど

わたしがいい母親だとは到底言えないくらい

娘には酷いこともしている

それでも、自分の親よりは、マシだと?

だったら、、それって、、

わたしはもっと酷い仕打ちを、、

そして、それが夜だということを大切にしなさい、と

湖が、夜だということ

そして、それが夜だとしても

それは、両親にもらったものだと

夜を大切に、、

明るいところを目指さなければと思ってきたけれど

生まれた場所を大切に、、

それをくれた両親に感謝できるほど

わたしの傷は癒えてはいないけれど

夜だから、

夜だからこそ

光が強く瞬くことも

知っている

そんな雨天五日目

今日は、雨天だったんだろうか?

長い長い、天気予報

もう限界

報告終わり

おやすみなさい









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死んで

終わり







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雨天三日目 

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雨が

降り続く

死にたいが

降り積もる

水たまりに

死顔

苦痛に

たえる

死にたいは

愛されたいの

裏返し

子どもの頃から

ずっと同じ

愛は知らない

憎しみなら知っている

死んでほしいのは

自分

要らないのは

わたし

死んでしまえば

いいだけの世界

わたしがいなくても

何も変わらない

誰も

彼も

わたしがいなくなっても

なんでもない

世界

痛いくらいに

陽は差して

緑は何も言わず

生き続け

わたしがいてもいなくても

この世界には

関係なくて

誰も

彼も

何の影響もない

透明な存在

ひとり

苦しんでいるだけ

誰にも

愛されない

死にたかった

ずっと

死にたかった

ずっと

変わらない

晴れた春の陽に

雨は降り続く

ずぶ濡れ

足もとは

水たまり

呼吸をしても

酸素は脳に

運ばれない

解離が

始まる

脳に

快楽を

飛んで

しまいたい

眠るように

脳が死ぬ

愛されたことのない

子どもが

愛されたことのない

大人になった

愛をもらって育った君には

わからないでしょう?

無意味なことを思う

同じ体験をしていなければ

わからないなんて

嘘だ

精神分析は

全てをうけいれる

愛だ

分析家とクライアントが

全て同じ経験をしてきたと?

それでも

そこにあるのは



わたしはただ

愛されたいだけ

愛されたかっただけだよ

何も

望んでいなかった

愛されたかった

それだけ

それだけが

一番

遠かった

この世界で

一番

得難きもの

愛されたかったよ

君に

愛してほしかった

わたしを

幸福に陥れて

愛されたかった

それが

一番

遠かった






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曇天 

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今日は一日中泣いている

天気予報みたいに、もうすぐ上がりますよって

わかったらいいのに

ぽたぽたぽたぽた

落ちる雫

大人になったら、泣かないんだと思ってた

きっと、泣かないんだろう、世の中の人は

一生分の涙なんてなくて

枯れることのない湧水のように

わたしの中には湖があって

それが雲をつくって、

雨を降らす

いつでも、

濡れている

元気出さなきゃって

あれこれ試してみたけれど

何の効果もなく

ぼんやりとした頭を抱える

悲しいのは、

何でなんだろう?

今日も雨ですね

そんな会話をロンドンでするように

今日も悲しいですね

ええ、いつものことですから

と、肩をすくませ目を合わせる

けれど、それはいつものことだから

それ以上でもそれ以下でもなく

それが生まれ育ったこの景色なのですよと

毎日を過ごす

憧れても、地中海の青はここにはない

それと同じように

わたしにも、ないのだろう

病気と引き換えに

失ったもの

この手から

こぼれたもの

わたしの人生には

なかったもの

周りの人にとって

当たり前のものも

わたしには、

なかった

今さら、そんなことを

憂いても、

嘆いても

代わりにもらったものが

痛みや苦しみだったとしても

わたしの人生は

これがわたしの人生で

他人と比べても

もう、どうにもならないくらい

遠いところに来てしまっていた

当たり前に、生きたかった

普通に、生きたかった

そんなものは

どこにも

落ちていなかった

ひとりで生まれ落ちたから

ひとりで生きてゆくよ

そうやって

生きてきた

雨は、当たり前によく降る

だから、好きだったのかなぁ

英国の気候が

揶揄されるその天候に

不満を抱いたことは

一度もなかった

むしろ、好きだったくらい

ある日本人歌手が、ロンドンに来た時

この空が好き

と言っていた

その時、それを聞いてうれしかった

日本では大スターの彼女が

ロンドンの小さなライブハウスで

英国の曇り空

それが白いキャンバスのようで

好きだと

みんなが嫌いだという英国のそれを

わたしは好きで

彼女も好意的で

うれしかった

泣いているのが当たり前だし

人と同じには生きてこられなかった

代わりに得たものも

特に何もないんだろう

容姿に恵まれたわけでも

才能に恵まれたわけでも

何も特筆すべきものは持ち合わせていなくて

持っていたとしても

病気で全て潰されてしまったのだろう

人生とは

そんなに簡単にやり直しがきくものでもなく

特に、日本では

こう書きながら、本当は

怖いのです

わたしに、才能があることが

あるチカラを持っていて

それを発揮してしまうのは

そこに向き合うのは

怖いのです

人生の最終課題に向きあうようで

人にはなくて

わたしにあるもの

湖を持つわたしだからこそ

できること




加湿器のタンクに水を入れて

部屋に放出したら

除湿器がそれをタンクに貯めて

それを加湿器のタンクへ移す

湖の水分が雲をつくって

雨が湖へ落ちる

瞳から外にこぼれた水滴など

中に降る雨を思ったら

微々たるもの

巡っているだけの、水

戻ってくる水

いつまでも、憂いている

いつでも、雨だ

あそこは、いつも

子どもの頃から

こころの中に、ある

あの湖は

先生と話したっけ

あそこはいつも夜なの

先生!初めて青空を見た!

まだ、、今、ではないけれど

初めて青空のイメージが!

けれどすっかり

曇天

そう、でも気がついた

夜、じゃない

あの湖が

いつも星の燦めいていた

あの水面が

夜、じゃない

水中に住んでいたわたしは

湖岸から、曇天の湖を見ている

でも、曇天、、

星の降る夜と

灰色の昼

どっちがいいの?

でも、そう

ロンドンの曇り空は美しかった

ハイドパークでひとり

曇りから、霧雨、雨の中

歩いていた

ずぶ濡れで

あの美しさ

美しい公園の多いロンドンで

そこまで思い入れのないハイドパークなのに

あの日だけは

特別だった

この美しさを知らないで

どうして英国の気候を詰れよう

雨は、美しさのためにある

もうすぐ娘の通う幼稚園は

雨が降ると、恵の雨〜と子どもに伝えている

雨で困り顔の親を置いて

先生はいつも雨を讃える

美しさに佇むわたしも

親になって普通の感覚も持つようになり

ついつい娘に雨はネガティブなものだと伝えてしまう

外に降る雨は美しいと、言えるのなら

わたしの中に降るものも

美しいと

誰か、言ってくれるのだろうか

わたしは、誰にも言ってもらわなくて

いいのです

彼が、言ってくれるのなら

彼が、わたしの中に

手をさしのべてくれるのなら

他の、誰をも

必要としないのです

けれど、わたしは知らないのです

彼が、何と言ってくれるのか

何も、言ってはくれないのか

わたしは、ひとりで座って

曇天の湖を眺めるのです

それを、美しいと言ってくれる人が

この世にいるのか、知らないで

ひとり、膝を抱えて

それが美しいとも

醜いとも言えず

ただ、悲しいのであろうことは

感じながら

ひとり

湖の中に生きていた頃よりは

楽に息ができるはずなのに

酸素が薄いかのように

静かに静かに

息を吸うのです

水にかえりたいような

人になりたいような

どちらにもなれなくて

どちらにも慣れなくて

静かに静かに息をするのです

ひとり

誰か、迎えにきてくれるのでしょうか

わたしは、何か待っているのでしょうか

それすらも、わからない

この先愛があるのかも、わからない

期待はしないで

希望だけもって





日付が変わって

眩しい青空があっても

わたしはまだ、ぽたぽたぽたぽた

雫が零れます

誰か、

もう青空だよって言って

もうすぐ止むよって

もう泣かなくていいよって

涙を拭ってください

わたしの頬に

その手を

その手をください













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春月 

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少し夜遅く

遅くと言っても

ひとりだった頃には

ありふれた夜の時間に

引き戸を開け、外に出て

歩む空に

月が

浮かんでいた

半分より少し丸い

乱視の目に少し滲んだ

月を見て

あぁこれは春の月だ

と思った

晴れているのに

ヴェールをかけた空

鋭く刻まれた陰影と冷たい輪郭で

孤高に在る月ではなく

柔らかな

それ自体が春の色かと思わせた

衣の隙間から感じる風も

暖かくこそはないけれど

射るものでもないことに気づく



日もすっかりと長い

窓の外がいつまでも青白い

日当たりの決してよくないわが家では

太陽の傾きと時計をくり返し見る

最短で日が沈む頃

そして、冬至を待ちわびる

冬至が来たら

春だからだ

昔、実際に冬至を境に新年だとしていた頃があったらしい

太陽が、生まれ変わる

冬至までがまんすれば

寒くとも

日が長くなるのを実感する

二月に入ってからは

期待よりもはるかに早い速度で

日が長くなっていることに驚く

いい光だ

真冬の頃から

庭の梅も紫陽花も

芽を付けているのは知っている

それがもう

ぷっくりと

愛らしく膨らんでいる

娘はその変化を植物と同じくらい敏感に感じ取るのか

薄着だ

子どもは平気なんだなぁ

母親としては、暖かくしなさいと小言も言うけれど

娘の感覚を信じている

時折子どもに熱心に着せている親も見るけれど

身体感覚を支配される苦痛を

知らないのだろうか

幼い頃声を出せなかったわたしは

着せられた衣類が苦痛だった

身体的不快感に耐えるのが当たり前だった

気持ちの悪い服

そんなことすら、抑圧だった

身体とこころが、バラバラだったんだろう

娘は服も自分で選ぶし

はっきりとものを言う

親としてはうんざりすることもあるのだけれど

健全に育ってるなぁと安心する

子どもは子どもらしく

大人を困らせるくらいが

健康なのかな



家から望める小さな山の

大きな山桜の枝が

切り落とされた

その桜に限らず

なのだけれど

個人所有と聞く山に

電話線なのか電線なのか

そのためなのか

山の迫り出す木々の枝がいくらか切られた

日本は

すぐ

美しいものが

奪われる

また、思ってしまった

日本にいると

幾度も

色んな場所で

美しい

と思った景色が

壊されてしまう

近くの廃墟も

取り壊され

薄気味悪いと評判のそれは

わたしにとっては

そして鳥たちにとってもきっと

オアシスのような

茂った木々と

三角の屋根が

一体になって

素敵な景観だと長くて思ってきた

それも

今は瓦礫で

日に日に瓦礫も無くなってゆく

夏、歩く時にいつも眺めていた芙蓉も

囁くような竹も

あちら、こちら

木は

切られるのが当たり前なのか

春のシデコブシも雪柳も

今年は咲くのだろうか

山桜も、咲くのだろうか

美しくないものは

平気で残っているのに

美しいものは

どうして儚いのだろうか

どうして、儚いのですか?



歩いていると

しあわせになるというわけでもなく

かといって不幸に沈んでいるわけでもなく

いいことも

悪いことも

くり返し

くり返し巡ってきて

死にたい

という思いは

あまりにも簡単に胸に生まれるけれど

それに倒れてしまうほどのものではなくなって

苦しいものを苦しいと言えるようになった

ひとつ、前へ転がすことを、覚えた

嫌なことも、くり返し起きるけれど

それを返して

それを返せた時は

空に春の月が浮かんで

またひとつ

歩いてゆく

ひとつ、ひとつ

ひとつ、ひとつ

いいこと、悪いこと

楽しいこと、うれしいこと

悲しいこと、苦しいこと

どれひとつ、続くものはなく

どれひとつ、巡らないものもない

しあわせなわけでも

不幸なわけでもない

歩いている

ひとつ

ひとつ

ひとつ

ひとつ




治療を受けたら

残りの人生、取り返すように

桜色なわけでもなく

健康な人と平等に

ひとつ、ひとつ

いいことも、悪いことも

淡々と起きては去ってゆく

時を刻むその音のように

誰をも特別扱いはしない

それと同じように

生まれ落ちたのが不幸だったからといって

寛解を境に

それに見合うだけの幸福を用意してもらえるわけでもなく

健康な人のペースと同じだけ

いいことも悪いことも

来るようになった

人生はそんなにドラマチックじゃなかったし

きっと極端なことを求めるのは

まだ鬱屈したものがあるからなのかもしれない

不幸を背負っているから

その執着や反動で

夢をみるのかもしれない

執着や反動もないくらい

悲しみが薄れたら

しあわせになることへの執着も

なくなるのだろうか

少なくともわたしは

ハッピーエンドは来ないことを理解しつつある

かといって、悲劇でもなく

生きているということは

全ての感情と付き合ってゆくということでした



何度でもやり直せるよ

嫌な気持ちになっても

それを返したら、、

返せたら

うれしいが待っている

たぶんわたしが、身に付けたチカラは

そうゆう希望なんだと思う

人を

信じる

希望

ずっと

人、自分を含めた人を

信じられない

絶望

それがわたしだったのに

相手を信じる

わたしを信じる

それはつまり、希望を持っている

そんなチカラ

先生に、いつの間にか

もらったんだろうか

あぁ、これは



なのかもしれない

生命の光

生きること

生きるために

生きている

死を心待ちにしているわけじゃない

あ、うん

わたしはまだ、待っているとしても

命は死を夢みない

生きているだけ

春が来るのを

疑わない

絶望したりしない

ずっと望んでいる

もうすぐ春が来る

きっと来る

朝が来ることを

当たり前だと知っているのなら

信じてほしい

人間も自然の一部だ

朝も春も

等しく、平等に

不幸に生まれたからって

春が来ないわけじゃない

不幸に生まれたからって

冬が来ないわけじゃない

ひとつ

ひとつ

ひとり

歩く



彼も

歩いているのかなぁ

海の見える

場所

ひとつ

ひとつ

季節を

悲しみを

喜びを

ひとつ

ひとつ

ひとりで

乗り越えて来たんだろうか

わたしの

知らない彼

淡々と

季節は

巡るよ

あぁ、わたしには

ふたりで歩くイメージは

まだできないなぁ

先生とはもうふたりで

歩いてきたんだろうか?

ひとりが好きだなぁと

まだ思ってしまうし

きっと彼と歩くことを

望んでいたのだけれど

断られてしまったし

夫はまだ、こころを開くことを知らないから

こころを繋ぐことができない

結果、やっぱりわたしは

ひとりで歩くのが好きなまま

彼と過ごす時間は

こころがひとつ重なるようなひとときだったけれど

繋ぎたかった手は

ここにはなくて

夫はいつ、わたしのこころにふれてくれるのだろうと

いつまでひとりぼっちで待てばいいのか

それとも、新しい人を探せばいいのだろうか

彼でも夫でもなく

異性なのか同性なのか

そばにいて

ともに歩む人

ダメだ

彼と過ごした海が忘れられない

彼と一緒の時は

こころが

身体に染みていた

可笑しいと言うかもしれないけれど

こころと身体がバラバラなわたしには

何の滞りもなく

身体とこころが一体になる

ひょっとしたら

身体すら消えて

きっとこころもなくて

魂だけで生きているような

世界と溶け合っているような

あの感覚は

満たされている

あの感覚は

こころが

魂が

欠けているのだとしたら

それを感じない

愛とか片割れとか

それが何なのか

彼がわたしに何をしたのか

わたしにはわからないけれど

満たされていた

それを

超える

もの



見つける

見つけられる?

ひとりで

歩いていったら

見つかるんだろうか

ひとりで

歩いていたら

見つけた彼

もう一度

奇跡みたいな出逢いは

残りのわたしの人生

起きるんだろうか



春の

海は

美しい

見なくても

信じている

春の

海は

美しい

そう

信じてる














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わたしに、印を付けてほしい

魂にまで、刻んでほしい

あなたのものだよって

アナタノモノ

アナタノモノ

ワタシハ、キミノモノダヨ

印がほしい

あなたのわたし

あなたの刻印を

わたしに










06:22 |  trackback: -- | comment: 0 | edit

雪の降る日に 

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がんばってもがんばっても

傷ついて涙を零すのはわたしで

がんばってもがんばっても

いつでもひとりぼっちで

「大丈夫だよ」って

ぎゅうって抱きしめてもらいたい

その腕の中で、くうくう眠りたい






風邪をひいて、弱気なのかな

それともこの前先生にあんなこと言われたからかな

目が覚めて、彼が隣にいたらいい

「夢でもみてた?」って彼が笑う

今が夢で、起きたら彼のもとに帰れたらいい

どうして、彼の前だと笑っちゃうんだろ

弱いところ見せて、泣いて抱きしめてもらえばいいのに

彼の前では笑っちゃう

いい子にして、嫌われたくない?

それより、、

彼の前だと、全ての感情に勝って

「大好き」

って気持ちがあふれちゃう

それで、笑っちゃうのかなぁ






わたしはひとりぼっちだし

抱きしめてくれる人もいないけれど

娘には、してあげたい

ぎゅうって

「大丈夫だよ」

って



お母さん、頭痛いなぁ

風邪の時ぐらい

家事も育児もやらなくていいって

ならないかなぁ

お布団の中で眠っていたい

これにプラス看病も入ったら、、、


お母さん、がんばるしかないな、、









17:03 |  trackback: -- | comment: 0 | edit

昼下がりのお風呂 

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あまりにも嫌なことがあって

それは、嫌なのは「こと」じゃなくて

「わたし」なのかもしれないけれど

もうどうしようもなくなって

まだ日も高い時間に

お風呂場に逃げ込んだ

まだお湯も少ししかたまっていないバスタブに身体を滑り込ませ

次第に増えてゆくお湯にうもれてゆく

いつもより、熱いお湯

子どもといると、温めの温度でしか入れないから

ひとり湯船に

熱いお湯をはった

必死だった

わたしの中の汚いものが

流れ出ますように

そう何度も念じた

明るい時間帯のお風呂が好きだ

照明はなく

窓や扉からの明かりで過ごす

少し、暗く

少し、白く

少し、青い

小さな時間

増え続ける水嵩に

身体を倒していたわたしの

少しだけ開いた唇から口の中へ

お湯が流れ込んできた

あぁこのままでいたら、死ねるのかな

と思うけれど

どうしたって苦しくなって起き上がってしまうのだろうな

と考えた

口の中までお風呂に入るのって初めて

変な感覚だ

と思った

今度は、意図的に

頭まで全部潜る

鼻の奥が、ツンとした

懐かしい、子どもの頃のプールの記憶

それからも何度も

わたしの中の汚いものが

全てなくなりますように

と繰り返し念じた

わたしがわたしを汚いものだと思うようになってしまったのは

母と祖母のせいだ

この呪いも、いつかはとけてなくなるのかな

と、お湯に涙をとかした

ひとりで

しかもこんな時間に

白く青いお風呂に入ったのは

いつぶりだろう?

と考えて

学生の頃を思い出していた

キャンドルとか入浴剤とか

ひとり暮らしでわたしのためだけのお風呂を初めて持って

自由に楽しんでいた

それに、「セルフエスティーム」

という言葉を覚えた頃だった

あぁ、わたしのこころは

ずいぶんと手がかかるんだなぁ

わたしのこころを保つためには

どれだけのことが必要なのだろう

と、お風呂を出た後

コートを着込んで娘と手をつないで

散歩をしながら考えた

太陽が、夕陽にはまだ高く

けれど曇った空の向こうで

鈍く光っていた

娘はもう片方の手でアイスクリームを握りしめていた

その夜、テレビ電話越しに、夫に話した

「わたし、ーちゃんが幼稚園行くようになったら、贅沢するよ!」

「えぇ?どんな?」

「昼間からお風呂入る!それから誰にも使わせないような

高いシャンプーとか入浴剤とか買って、泡風呂だってしちゃう!

あと毎月26日(フロの日)はスーパー銭湯とかも行っちゃう!」

旦那さんは電話の向こうで笑っていた

妻がどんな贅沢をするのかと思ったら

お風呂に入るだけだった

そんな感じなのだろうか

以前言われたことがある

「Hanoちゃんはお家のこと頑張りすぎだから

もっと外で遊んでほしいと思う」

先生にもこの前言われた

わたしが「わたしは働いてない」みたいなことを言ったら

「あなたが毎日お家でしていることは、

働いていることにはならないの?」

わたしは、「それは世間一般では仕事をしているとは言わない」

と頰を膨らませた

そう、家事も育児も、世間では誰でもできるものだと言われてしまう

それは、365日24時間営業で

精神的、肉体的に辛く

報酬もなければ賛辞も、、成果すら見えないような

そんな日々で

透明な存在

日本中、世界中の

ありふれた

誰にでも

できる

家事と育児

先生に

「確かにわたしは、娘を生む前は

毎日死んでて、、苦しいってぐったりしていたのに

それを思ったら、すごいとは最初は思ったけど、、」

今は毎日フル回転

休日なんてなくて

そりゃ手抜きする日もあるし

全然ダメで潰れてる日もあるのだけれど

あり得ないくらいお母さんやってる、毎日

でも、やっぱり「セルフエスティーム」

今はこの言葉、好きじゃないのだけれど

こころのバランス

わたしを大切に

わたしを愛おしく

そうゆうことを学ばなきゃなぁって

そうじゃないと、潰れて

潰れたら、娘や旦那さんを傷つけてしまう

主婦に話したら

仕事をしている人に話したら

昼間っからお風呂でのんびりなんて贅沢だ!

って怒られてしまうのかもしれないけれど

わたしには、しょうがないというか

病んでるわたしが、ここまで来れたこと

それだけで許してほしいと思う

いつも、子どもの頃から

「頑張り屋さん」と言われて

がんばっている実感のないわたしは

もっとがんばらなきゃって

こころを壊してしまうので

意図的に、休ませないといけないのかもしれない

日中お風呂に入ると豪語するわたしを

微笑ましいものだと笑う旦那さんに気をよくしたわたしは

「たまには入れてあげてもいいよ?」

と言った

「やったー」

と旦那さんは軽く答えたけれど

旦那さんが平日の昼間家にいることなんてないよなぁ

それに、シャンプーは貸さないからねっ!

女性の言う高いシャンプーがいくらか知らないだろう!

安上がりな妻の贅沢かと思ってたら

びっくりするよ!(笑)

昼下がりのお風呂を出たあと

裸のままイタリアの香水をつけた

昔の彼と同じ香水をつけようかと迷ったけれど

大人な芳醇な香りより

軽いものをまといたかった

「あなたはまだ若いから」

と昔選んでもらった可憐な花の香水

ひとりお風呂の外で待っていた娘を

ぎゅっと抱きしめる

抱きしめる時はいつもそう

娘がわたしの腕を解くまで

抱きしめ続ける

娘は、いつもより長く、わたしの腕の中でじっとしていた

あぁ、淋しかったんだな

とわたしは再認識する

子どもなんていつも意外と素っ気なく

抱きしめてもすぐに離れて、それより遊ぼうよとなるのに

少しの、けれどいつもよりはずっと長くの、間

わたしの腕の中におさまっていた

娘がわたしから身を離し見上げて言った

「お母さん、お化粧の匂い」

「これは、香水だよ」

軽くなったわたしは

娘にお散歩に行こうと提案した

夜、眠る前に娘が言った

「今日楽しかったね」

「何が楽しかったの?」

「お散歩に行ったのとか」

よかった、と思った

一日の中、怒ったり泣いたり

お母さんひとりでお風呂入っちゃったり

それでも、娘の中に

今日という日は

楽しいことの思い出が占めてるんだ

嫌なことは、消えないかもしれないけれど

楽しくてしあわせな時間も

増やしてゆきたい

「今日はよく歩いたねぇ。抱っこって言わなかったね?

すごいね!足疲れてない?」

布団の中で娘の足をマッサージする

最初は気持ちいいと言っていたものの

すぐにくすぐったいと娘は笑った

今日の世界も、美しかったなぁ

お散歩の途中

「あ!手ぶくろ落ちてる!」

と、娘が指したその手前に

小さな青い花が群れていた

「誰が落としたのかなー?」

という娘に

母は

「もう春だねぇ。春が来るよ」

と答えていた









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出逢う計画 

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いつかイタリアに行こうと思う。

泣いていたら、見つかった。

何で泣いてて、何でイタリアに行こうと思ったかって?

それもここに書いていたのだけれど

書ききったらどうでもよくなって

ここに載せるのをやめた(笑)。

清々しい気分だな。

いつか渡英するのは決まってる。

だって里帰りだもん、ロンドンは。

イタリアは、これから見つける。

ホームにするのだ。

新しいことってわくわくする。

見つけられるかなぁ、イタリア。

師が欲しいです。

誰かいませんか?

知識や書物、学問、思想、哲学

何と名が付いているのかわかりませんが

学びたいなぁ。

ほんと。

先生はこころの師だけれど

色んな師がいたらいいのに。

わたしにはない知恵や知識を持っていて

それを教えてくれる人たち。

そうゆう人に囲まれていたら、しあわせだろうなぁ。

あぁ、ひょっとして普通の人はそれは親だったり

家族だったりするのかなぁ。

でも「イタリア」に関しては

親で間に合う話ではないかな。

あー出逢いたい!

ネットの出会い系サイトみたいに

出逢えたらいいのにね!(笑)

というか、今の時代ネットで済んじゃうっていうの?

それはそんなに簡単じゃない。

あぁでもそうか、学ぶには素直なこころがいるなぁ。

素直なこころ。

素直なこころ。

素直なこころ。

おやすみなさい。

素直なこころって何?









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恋愛小説 

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本を、読んだ

本を、読み終えて

読んでいる最中から幾度か泣いて

途中でやめて続きは明日にしようと思うのに

このままでは止まれない勢いがついてしまって

本を読み終えて

泣いて、泣いて、泣いて

涙の止め方がわからないほど泣いて

明日は人に会うんだ

と、腫れそうな瞼を感じて

瞼が重いのは涙のせいなのか

眠気のせいなのか

わからなくなった




今日、彼にメールを送ろうかと迷った

本は、恋愛小説で

わたしは、恋愛小説が読みたかった訳ではないのだけれど

その日図書館で、図書館と呼ぶには小さな図書館で

実際にそこは図書館ではなく図書室と名が付いていて

市の大きな図書館の数ある小さな分室の一つで

けれどいつも娘には図書館に行くよと言っていて

月に2、3度、(それは貸出期間が2週間で)

そこでいつも娘の絵本を借りていて

わたしも時折育児書や料理、園芸、家事や何やら

まぁ主婦が読むものという分類でもいいような本を借りることもあって

それがその日

何故だか無性に小説が読みたくなって

本当は、読むのではなく文章を書きたかったのだけれど

書けない代わりにでも

読みたくてたまらなくて

何を?と思って

ふと、以前読んだ芥川賞作家の本だと思い

思ったのはいいけれど

名前が思い出せなくて

「今日はお母さんも本を借りる!」

「何を?何を?」

「えーっと何だったかなぁ」

と小さな図書室と名の付いた図書館を

ふたりでぱたぱたと歩き

無事にその芥川賞作家の名前に出会って

その中から適当に、感覚で選んだ

そしたら、それは恋愛小説で

考えてみれば、タイトルから容易に推測できるのだけれど

本当に何も考えず

図書館の本は帯もポップもない訳で

内容を推し量ることができるのはタイトルだけで

(わたしはそのタイトルすら目にとめず)

それでも、ただ最初の数行で、本の中に引き込まれてしまった

これは、いい本に違いない、いい本であってほしい

そして読み進めて

主人公の女性が、わたしと同い年なことに驚いた

それから、相手の男性が、これまたずいぶんと年上で

(それは彼と言うより先生の年齢に近いのだった)

こうなったらもう、笑ってしまう

何のタイミングでこの本を手に取ったんだ

それに加えて、内容も

拙い、恋で

たぶん人生で、一度もぬくもりにふれたことのない女性が

34歳にして初めて、その男性から

生きることを教えてもらうのだけれど

それは、つまり

もう何年も前の

ロンドンにいたわたしで

先生に出逢って初めて

胸にあたたかなものを抱いた

そのわたしで

拙い想いは

静かな静かな物語で

30代と50代の大人の

大人の恋愛

それなら、性的なものやどろどろとしたものを

想像する人も多いのかもしれないけれど

それは、とてもとても静かな物語で

それは、そう

女性にとって初恋なのだ

人との関わりを知らない34歳の女性の初恋は

10代のような熱いものが前面に出る訳でもなく

ただ、こころの

こころの

こころの

人が、愛にふれること

それは、生きるということ

そうゆうものが描いてあって

それは、もう、、

わたしが、先生に出逢って

愛も、やさしさも、ぬくもりも

生きることも

教えてもらった

その一部が書いてあるような

そんな気がする

そして、それは、彼とのことも書いてあるような気がした

わたしに愛ややさしさをくれた人

先生と彼は重なってしまうのだ




そんな拙い恋愛小説を読んでいたせいか

わたしは昨日と今日彼のことで少し困っていた

昨日、彼が、彼にしてはあまりにも律儀に

(こう言うと語弊があるのだけれど)

わたしの送るメール一つ一つに返信をくれたので

(つまりは、彼はいつも返事をくれない訳ではないのだけれど

おしゃべりなわたしの方が、いつも送る側で

落胆もするし淋しいけれど

全てに期待を持たないように気を付けている)

少し驚いて、

うれしさもあったのだけれど

慣れない調子で

少し不安になり、心配になった

無理をさせているのかな

あの内容は、返事を催促してしまう言い方だったかな

そんなつもりはなかったのに

でも、短くはない付き合いで

今さら彼がそんなわたしに気をつかうだろうか?

彼がしたいからしているだけかもしれない

そうだとしたら、それにとやかく言うのも失礼だし

せっかくの好意を、、

と、恋愛真っ只中みたいな

思いを巡らして

とにかくその日はこれ以上彼の負担にならないように

最後の方は重くならないメールをこころがけた

それで今日、目が覚めてからも気になって

昨夜のことを謝るメールを送ろうと

文面まで作ったのに

やっぱり電話で彼の声を聞いて伝えたいと思い

けれどそれこそ仕事で忙しい彼の時間を奪ってしまうと思ったら

もうわたしは何もできなくなってしまって

恋愛初心者ですかと呆れて笑った

それから、こんな恋心に振り回されるほど子どもじゃない

もう大人になったんだと言うように

(わたしが彼のことばかり想っている子どもじゃないと

彼に思ってもらえるように)

目の前の娘のことに集中した

それで、こんな恋愛小説を読んだら

やっぱり彼のことばかり想っている

本当は、もっともっと彼と一緒にいたくて

24時間隣にいてほしくて

けれどもうそんなことは二度と望みませんと言わなくてはならなくて

生きている間に、あと何回彼に会えるのだろうかと考えたら

それはもう絶望みたいな数しか会えないのかもしれなくて

何で毎日毎日わたしのそばにいて

何で毎日毎日わたしのその大好きな声をかけ聞かせてくれなくて

本当は、話したいことも聞きたいことも絶えなくて

質問状を作成して返答をもらった方がいいんじゃないかと思えるくらい

彼のことを知りたくて

彼のことを知らなくて

本当に、些細な

朝何時に起きますか、珈琲は何を飲んでいますか、

朝仕事に出かける時の気分はどんなですか、お昼休みは何をしていましたか、

好きなビールの銘柄は何ですか、眠る時はどんな格好をして眠りますか、

眠る時は何を思っているのですか、今日は空を見ましたか、

今日は、わたしのことを思い出しましたか?

そんなことから、

車の運転やギターや写真や携帯や仕事のことや

色んな、わたしの知らないこと

彼に教えてもらいたいことは日常にあふれていて

今度訊いてみようと思うのだけれど

わたしが彼を必要としているに足りるほどの

彼との時間はわたしにはなくて

ずーっとずっと、何年も前から

聞きたいのに聞けないことが

次から次へと流れては消え

いくつかは列を作って

質問できる日を待っている



何故こんなにも彼に遠慮しているのだろうと思う

それは、彼には、わたしより大切な世界があることを

知っているからなように思う

もっともっととねだって

彼の世界を壊して嫌われてしまわないように

そんなわたしとは対照的に

彼は穏やかでいて

わたしに矢継ぎ早に質問を浴びせることもなく

それはもう、小説の中の男性と同じように

彼女の思いを受けとめて

いつも変わらない調子で

穏やかに、笑ってくれている



彼が一つ一つ返信をくれた

たったそれだけの小さなこと

そこに不思議な一体感を覚えた

それはうれしくもあり

やっぱり不思議な

彼は遠い存在だからかな

そばにいてほしいけれど

そばにいてくれない

それが彼だったから

そばにいてくれるとなったら

何か不慣れな

そう、そうなんだ

先生と一緒

ずっとずっと一緒にいたいのに

時間が来たらおしまい

そう、彼も一緒

ずっとずっと一緒にいたいのに

時間が来たらおしまい

それでそう

悲しいのはいつもわたしで

先生も彼も

当たり前のように

時間をすいすい泳いで行ってしまう

ひとり時間の狭間にとどまったわたしは

泣かないように注意して

一呼吸置いて

また流れに戻る

次に会える時まで

生きている間

あと何回

あとどれだけ

一緒にいられるのかということについて

見ないようにして

進む

会える日だけを目指して




そして、願う

わたしが死んだら

小さな粒になって

光のような小さな粒になって

彼の周りを漂おう

そうしていればもう

彼に何も尋ねなくても

彼のことを知ることができるんだ

彼と、一緒にいられる

今日もこころは一緒に眠ろう

もう眠っているはずの彼のこころが安穏でありますように

不安で淋しい時は、いつでも言って

わたしはいるから

その手の中に

小さな粒となって








それからどうか、

こんなわたしを知ってしまっても

呆れないでいてください

こんなにも想っていることを

どうか、疎ましいと思わないでいてください

一緒にいたいと

いつまでも願ってしまって

ごめんなさい

叶わないと

わかっているから

こんなにも泣いていることも

こんなにも想いを寄せていることも

許してください





大丈夫、

明日になったら

笑っていて

メールも電話もがまんできるもの

もう子どもじゃないもん

好きだって、泣いたりしない

今の涙も、嘘だから

泣いてなんか、ないんです

おやすみなさい






きっとこれは小説みたいなもの

本を閉じれば

涙も止まって

眠れます


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眠たい

本を読んでいた

図書館で借りた本を

娘が寝たあと

残してしまった家事を終え

猫を撫で

布団に潜り込み

本を

その本を読みながら

クライマックスでもないのに

こみあげてくるものがあり

涙が滲んだ

読んでいる間

ちらちらと彼の姿が浮かんだ

先生のことも少し

それで、わたしは思った

彼と、手をつなぎたい

何かもっと大それた、、

口づけとか身体を寄せるとかセックスとか

そうゆう欲望みたいなものではなく

大きな抑揚もなく

黄昏色に染まる静かな時間を過ごすように

彼と手をつないでいたい

と思った

本を読みながらだんだんぼんやりしてきて

ひとつひとつ情景を刻んで

琴線にふれるものを逃さないようにしなきゃと思うのに

読み飛ばしているかのように

文字はこぼれてしまい

いつの頃からか本を読む機会がめっきり減ってしまって

読めなくなってしまったのかと考えたけれど

ただ単に眠りが押し寄せているだけかもしれないと思い直した

子どもがいると、本を読む、特に小説を読む、という時間をとることは難しくて

時間、気持ち、体力、色んなものが揃っている今、読み続けたいのだけれど

素直に眠りにつこうと思った

穏やかな、気持ち

彼と、手をつないでいるような

何も、それ以上求めるわけでもなく

手をつないでいる

あぁ、今日夕暮れ、もう日が落ちてしまった時間

駅にいた時は去ってゆく電車の向こうの空が

辛うじて薄暮と夕焼けの赤を残していて

娘と手をつなぎながら「きれいだね」と言って

こんなにも手先が冷たくなるのは久し振りだと

ホームを下り、駐車場へと歩いた

そして街中の信号で止まり

目の前の横断歩道を歩く人たちが

皆カップルなことに気づき

わたしと同世代か、少し上の人たちまで

笑いながら手をつないでいるのを見て

不思議な気持ちになった

わたしは、ひとりなんだろうか

もっと孤独だった頃、あぁゆう人たちを見ると

羨ましかったのか、切なかったのか、それともくだらないと笑ったのだろうか

そして今、わたしには家族がいて

彼らがするように夫と手をつなぐのだろうか

これから先、あんなふうに踊る足元で手をつなぐんだろうか

ヘッドライトに照らされた人たちを眺めた

そして彼らが通り過ぎる最後、ある一点が目に残った

「手袋をはめて手をつないで、相手を感じられるんだろうか?」

手袋をしないわたしには不思議な光景に思えた

今日の石けんの、それともハンドクリーム

もうすぐ眠りに落ちるわたしの手から

いつもと違う香りがする

生きている時間が限られているのなら

いつ死ぬかわからないのが人生なのだとしたら

わたしの答えは、出てしまっているのかもしれない

そうだとしても、わたしは

明日も、今日の続きを生きるんだろう

何も、変えられない

それでも、変わってゆくから

こころが、あたたかいうちに眠ろう

彼と手をつないでいる

そのこころを抱いて寝ようと思う

今週は少しあたたかくなるみたい

この一週間、氷はとけないし、雪も降った

寒さよりも雪にこころ奪われて遊ぶ娘といると

寒くて早く家に入りたい自分が醜悪な大人に思えるけれど

それでも、冬のキンと冷えた駅のホームは、好き

このくらい寒い方が、冬らしくて好きだ

先生に、

最近ロンドンよりこっちの方が寒いんだよ

と文句を言うように話したら

先生は笑っていた

あぁ、寒くても寒くない場所があることを

わたしは知っているんだ

やっぱり、手袋はいらないはずだ

彼のポケット

一緒に手を入れた













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decades 

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髪を切った、久しぶりに

もう最後に切ったのがいつだか思い出せないほどだった

伸ばしているから、というのもあるし

(最初は娘の七五三に合わせてわたしも伸ばそうと思い、

そしたら娘は髪の長いお母さんが良いらしいし、

母娘で髪が長いと一緒に髪結いで遊べるし、

((わたしの不器用さはまだわからない幼子なのだ))

夫も髪の長いわたしを見るのは初めてで喜んでいるみたいだし、

ショートヘアがわたしの一番の髪型だとは思っているのだけれど、

歳をとったら髪を短くしてしまう人も多いし

ロングにするタイミングは、今しかないのかもと思い

大人の女性の魅力を引き出すべく?

伸ばしているのだ)

好きな美容師さんが独立して出したお店が遠いし

雰囲気の嫌いなエリアにあって

(ロンドンのイーストみたいな埃っぽい殺伐とした)

自分で運転して行くのは億劫な道路事情で

かと言って夫の休日をわたしの美容室で潰してしまうのも申し訳ないし

そんなこんなで、一年こそ経ってはいないけれど

ずいぶんと久しぶりだった

長さはキープ、のつもりが

やっぱり放置のせいか

先が細くなっているから切るねと

7センチくらい短くなった

それでもまだ肩に十分届く

前髪も切った

前髪が短いと

やはり幼い

いや、若いと言うべきなの?

「若い」という言葉に喜んでしまった時

それは即ちおばさんになってしまったということだと

気付いた時は

結構ショックだった

そんなおばさんは

短くなった前髪に高揚する

「若い!」とにんまりする

童顔、ではないと思う

お世辞に溢れたこの世では

若いと言われることが通常で

何が真実かわからない

子どもの頃は、大人びていると言われたのに

大人になったら若く見えると言われることが多い

年相応だとは思うのだけれど

若く見えても、数個、の

そんなものだと思う




最近、ジーンズ

ジーパンとかデニムとか

呼び名の多数あるそれを

珍しくよく穿いている

大学生の頃は

そればかり穿いていたのだけれど

20代後半からめっきり穿かなくなって

ほとんど捨ててしまった

黒のスキニーだけはワードローブに絶対いる

と思っていたのに、それすらいつの間にかない

それでも、子どもと遊ぶのには

ジーンズは無難で必要となるから

持ってはいる

一本は昔買った太めのものが生き残っていて

もう一本は量販店の細身のものを母親になってから

その何のこだわりもなく買った

(こだわりがあるとすれば細身でも苦しくない!)

その何の味もない細身の

それをよく穿く

何でこんなに穿きたいのか

わからないけれど

穿いている

20代後半からスカートばかりになってしまったのに

細身のなんて着心地が悪くて嫌なはずなのに

関係ないとは思うけれど

あるお母さんのことを思い浮かべる

ドイツで花屋の修行をしてきた人で

一昨年出逢って

年に一度、その時期だけ会う

と、まぁだからまだ3回しか会ったことはないのだけれど

同じ海外、欧州に

語学留学なんかじゃなく

本気で渡欧した

そこに勝手に親近感を抱き

またまた、その気の強そうな

サバサバした性格が

そうだよね、そうじゃないと海外で生き抜けないよね

って微笑んでしまう

そのお母さんの花とか

花じゃなく緑の美しさを愛でられるところとか

そうゆう植物に関することも

わたしは好きだし

色んなお母さんに出逢ってきて

どうしてもこれはもう子どもの頃から

日本人女性のウェットな関わり方が苦手で

お母さん、まぁ世に言うママ友とかであったりなかったり

一緒にいて居心地の好くない相手もいる中で

(そりゃ向こうだってわたしのこと嫌かもしれないが)

でもそのお母さんは、そうゆうウェットなところがなくて

好きだなぁって

お友だちになるとかそうゆうのではないのだけれど

また一年後、会いたい

それでその女性が

細身の

ジーンズとかデニムとかジーパンとか

その呼び名の複数あるズボンを穿いていて

化粧っ気もないし

日本でママをやるには地味な装いなのだけれど

あ、欧州にいたら、こんな感じだな

って

シンプルに生きているだけ

そんな感じの

あ、長い黒髪も

海外行ってた人だなぁって(笑)

関係ないかもだけど、ね

ワーゲンに乗っているのは

やっぱりドイツにいたからなのかなぁ




それで

前髪の短くなったわたしは

スキニージーンズを穿いて

ショート丈のダッフルコートを着て

赤のチェックのマフラーをぐるぐると巻く

足元はスニーカー

鏡を見て笑う

子どもだ!

女子高生かって

唯一、目元の化粧だけが

大人な女性であることを主張する

少し前から、顔に色を乗せることにした

母親になって中断していたメイクを

少しずつ再開し

ようやくアイシャドウとアイブロウまで来た

(母親になって、オーガニックで石鹸でオフできるものに変えたけれど)

それで、新しく買ったアイシャドウが茶色で

それが似合うことにくらくらする

大人の女性になった!

うれしくてたまらない

そう、結婚前はピンクのシャドウが大好きで

目元にダークな色を乗せても

そこだけ大人の色香を醸し出して

馴染まなかった

それがもう、

わたしピンクなんてもう要りません!

そう調子付いて宣言してしまうほど

大人のムードを湛えた女性に

なったのだ!

ついに!

憧れてたオトナに!

なのにオトナになれたわたしは

若い前髪にガッツポーズして

あれ?

えーっと

こんな子どもみたいな服装してるんだよね?

アンバランスな

笑いながらそれでいいと思う

着たいものを着ているだけだ

何にも縛られない

好きなように振る舞うだけ




ずっとずっと大人になりたかった

大人になれると思ってた

でも、容姿は歳を取っても

中身はよくわかんないまま

好きな人にはいつまで経っても追いつけない

わたしが歳を重ねた分だけ

先へ行ってしまう

待ってよう

大人になるから、

待ってよう

いつまでも子ども扱いだ

笑って頭を撫でてくれる

わたしは、思う

子どもでよかった





でも、髪を切ったわたしを見たら

ズッキューンって

撃ち抜いてあげるんだけど?

惚れるよ?

いいんだけど?

惚れても?

恋に落としてあげるんだけど?




髪を切っただけで

単純でいいな

複雑なことは要らない

生きるってもっと簡単なことでいいのかも

本物のジーンズ

探してみようかなー

量販店のそれじゃなく

もう少し、こだわって

そんなのって何年ぶりなんだろう?

今年は色々、変えてゆきたい

あーでも痩せようー

痩せるかな?

体型も、、

変えてゆきたい、、

おばさん、切実。。











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君のこと 

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大丈夫

眠るのも

明日朝目覚めるのも

怖くないよ

って伝えてあげたい

生きるのは

怖くないよ

って

伝えたい







22:26 |  trackback: -- | comment: 0 | edit

雪が降っている 

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たった一言

言葉を交わす

それだけで

満たされる

ことがあることを知る

同じ空の下

この世界に

生きている

そう想える

雪が降る日は

美しいと決まっている









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濡れている 

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久しぶりに彼に会った後

お風呂で泣いた。

そして湯けむりとともに浴室を出て

バスタオルで濡れた髪を掻き上げながら

鏡を見た。

素っぴんの肌。

少し赤くなった目元。

わたしは、わたしの顔を見て驚いた。

女だった。

わたしまだ、こんな顔するんだ。

母親になって、捨ててしまったと思っていた。

それが、鏡に映ったのは、

慕う男を想って泣いた女。

まだ、あどけなさが残るような。

そんなはずはないのに。

すっかりおばさんのわたしが。

鏡の中で、

潤んだ瞳、透き通った肌、濡れた髪

を湛えて

悲しそうに、わたしを見ている。

泣き顔のせいなのか。

湯上がりのせいなのか。

彼のせいなのか。

母は強いのに。

女のわたしは、こんなにも脆いんだ。

彼を想ったら、いとも簡単に

女。

濡れたのは

瞳。

濡らしたのは。





03:59 |  trackback: -- | comment: 0 | edit

今日もひとつ 

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強くなりたい。

泣いてばかりいるのに。

母親として、強いふりばかりして駆け抜けてきた。

でもそうじゃなくて。

人として、女性として

強くなりたい。

大切な人たちを守るために。

強くなる、きっと。

こんなにも弱いわたしでも。

あなたのために

わたしは。






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サブタイトル 

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思っていることがある。



ここ二回、精神療法を無断欠席。

一度目は不可抗力。

二度目は意思を持って。

こんなことしてたら不安定になるからダメだとはわかっているのに。

反抗期?

いや、違います。

ただ通信の問題とかそっちの猥雑な。

あぁ、二回連続でサボると英国からレターが届くのだけれど

地球を半分隔ててるって焦れったい。

でも、やっぱり反抗してるのか。

先生には、

「幸せになる正しい道を行け」

と言われているような気がする。

そうだよ。

ふたりが共犯しているのは「しあわせ」と「自分を生きる」

ということなのだろうけれど。

ねぇでもさ、

この世界の一体どれ程の人が、「幸せ」なの?

幸せなふりをしている人、幸せなつもりの人

そんな人は山程いるけれど

本当に幸せな人なんて、いるんだろうか?

いるんだろうけれど、

悲しみを湛えて生きてはいけないのだろうか?

「彼が娘さんに思ってることと、あなたが彼に思ってることって

一緒だね?」

と言われた。

わたしは返す言葉がなかった。

そんなこと、言われたら、、

しあわせってどうやって成り立つんだろう。

誰かの何かと引き換えに?

誰かの何かを犠牲にして?

「そんなものじゃない」

言葉は出てくるけれど、それはどうゆうことなんだろう?

「娘を置いて、自分だけ幸せになるなんてないよ」

「彼を置いて、わたしだけしあわせになるなんてないよ」

先生は、わたしに幸せになれと言う。

わたしは、、わからない。

「わたしは思うの。自分の為に生きている姿を見せることが

子どもにとって手本になるって。そうゆうのを見せたら、子どもも

自分を生きていいんだって、犠牲にならなくてもいいって、、」

それすら、先生はわたしと彼のことだと言う。

わたしは彼と生きたい。

それが、悲しい世界なら?

わたしは、、

いつも保留だ。

答えなんて、出せないから。

必要としている。

こころが、彼を

求めているから。

ついでに、先生に彼とのセックスが最高なことも

伝えた。

気持ちたっぷりに。

甘く切ない吐息で。

別に、恥ずかしくもなんともなく。

(いや、そりゃ躊躇うし、切り出し難いけど)

もしも、セックスの話が、身体的快楽のみの話なら

それは恥ずかしいのかもしれないけれど

性の話は、わたしはこころの話だと思っているし

先生も異論はないと思う。

(他の精神疾患の場合はそうではないかも。あくまでわたしの場合)

彼に愛されていてどれ程しあわせかということ。

身体ではなくて、こころが震えること。

愛されていると、実感できること。

そうゆうことだから

行為は身体を使うけれど

わたしには、彼に大切にされていることを

最も感じる瞬間で

わたしにとって、それは

この上なくしあわせであるということ。

ただ、そうゆう話。

それで、夫とのセックスの話もして

先生は、ふたりともこころを開けてない、との旨を。

あと、先生とは話していないのだけれど

セックスでイクのは怖いと思っている。

最近その理由がわかったような気がする。

「イク」のは知ってる。

でも、セックスの奥で深くイクのは、怖いと思っている。

「壊れちゃう」

その先。

知ってるかもしれないから。

「解離」

こころが、壊れる。

耐え難い苦痛。

白い世界に、イク。

そうすると、何も感じない。

それこそ、イッた時のように

浮遊感、脱力感、甘い快楽さえあるような気がする。

クスリなんてやらなくても、飛べるんだよ。

でも、それが逃げなのはわかってるから

いつも必死で現実に引き戻す、わたしを。

(先生は絶妙にわたしが戻ってくるように手引きする)

帰ってくると涙が溢れる。

この痛みと苦しみばかりの世界に。

最近は白い世界も滅多に行かないけれど

この前久しぶりに。

その日はちょうど頭痛がしていて

確か母親の話をしていた時だったと思う。

「この話してると余計に頭痛くなる」

それで、白い世界に呼ばれて

行ってみたら、やっぱり。

何も痛くないのね。

どこも。

身体も。

こころも。

それで戻ってきて

「やっぱり頭痛ぁい」

そして先生は、「色々痛いんだよね」って。

暗に、「こころも痛いんだよね」って。

わたしそんなこと言ってないんですけど。

もう、何で先生は柔らかな毛布なんだ。

でも、白い世界にずっと住んだら、どうなるんだろう?

あの先は?

その先、なのか

「白い世界」よりもっと強烈な体験。

先生は、わたしのことを医学的な単語で説明しないから

さっぱりなのだけれど

解離、とかそうゆうことなんだろうけれど。

意識はあるのに、身体は動作しない。

気絶したようにばたりと倒れる。

でも、目、だけ、生きている。

世界は、驚くほどクリアに見える。

本当に、視神経以外の回路が切断されてしまったかのよう。

白い世界は、もっと曖昧な

痛みも感じないけれど

思考さえも緩慢で。

そう、生理痛が酷くって、

鎮痛剤飲んだら痛みは何も感じないのに

今度は貧血とかクスリとかでぼんやりとして

酷い時は、朦朧として眠り込んでしまうような。

そして、白い世界は、何も感じないことに

安堵を覚え、微睡む。

それが、回路が切れてしまった場合は

思考は冴え渡っているのだ。

身体のスイッチが切れてしまっているだけで

こころは、冷たいほどに。

そう、白い世界とは別のベクトルで

こころが壊れてる。

感じないほど、冷たい。

こころが凍って、微動だにしない。

何も感じない。

白い世界は、吐息が荒く身体的居心地の悪さを感じる。

身体が邪魔なのだ。

快楽の世界に行くのに、身体だけ現実だから。

何とか身体を脱ぎ捨てようと

こころが離脱しようとする。

それが、いざ身体を切り捨てたら

こころが冷めてるなんて

どうゆうことなんだろう?

症状としては別物なんだろうか?

話が随分と外れてしまったけれど

まぁだからというか、

わたしにとって「イク」って

こころが「死ぬ」ってこと

死ぬほど痛いってことだから

苦痛故に、「イク」のだから

軽くならいいけれど

あまりに深いのは、怖いのです。

こころが、壊れる。

その恐怖が勝る。

彼は憶えているだろうか。

「壊れちゃえば?」

イクのが怖いと言ったわたしに

そう言ったのを。

その時わたしは、

そう言ってくれる彼になら

壊れてしまったわたしを見せてもいいのかもしれないな

と、ひとり思っていた。

でも、こう書きながら

このわたしの分析は、当たっていないと

疑っている。

わたしの開けていない扉。

その闇に、答えがあるのではと。

「イク」のが怖いのは、もっと別の。

わたしのもっと深い痛みと。

ひとつ、言っておきたいのは、

別に、性的快楽は知ってるし、感じるからね!笑

イクの深度、、ってこれは女性共通言語なんだろうか?

全然イけるんだけど

本当に「壊れちゃう〜」のところは

(あの、奥のね)

怖い、、って

何の話だよ!笑

でも信頼関係だよね、、ほんと。

そこを超えてイクなんてこと、あるのかなぁ残りの人生。

そんなことがあるとしたら、相手は、

彼でしかないと思うけれど。

彼になら、委ねたいって思うけれど。

彼になら、わたしの全てをって思うけれど。

彼なしにには、ないのかな、この先。

彼がいないから、ないのかな、この先。

それで、わたしがしたかったのは、この話じゃなくて。

あのね、今でもね

死にたい

って思ってるの。

そりゃね、昔ほど毎日のように泣いてばかりはいないけれど

今だって

涙を零す。

彼の前で笑って馬鹿だなぁって思う

でも、泣き顔は、もう、、

見せられない。

そうそう。

そもそもいつもひとりで泣いてきたんだから

大した問題じゃない。

生まれてからずっと

ひとりだったってこと。

それだけ。

それでね、今でも

死にたいって思うことはあって

また最近調子を落としてて

生きてるのが苦痛だなって思うんだけど。。

もちろんこれでも随分と良くなって

しあわせに暮らしている日々もあるんだけど。

悲しみに呑まれてる日はね

猫が死ぬまでは、生きてなきゃ。

娘が大きくなるまでは、生きてなきゃ。

そう考える。

それはつまり、あとどれだけか生きたら

死んでもいいよって。

あとどれだけか、この苦痛に耐えれば

死ねるよ

って。

この痛みと苦しみだけの日を

誤魔化しやり過ごし生きたら

捨てていいんだって。

言い聞かせながら

耐えなきゃいけない年月を思うと絶望する。

それで、わたしの座右の銘みたいな

「生まれてきたくなかった」

「もし人生やり直せるのなら、生まれてくる前まで戻って

生まれてこないことを選択する」

この、揺らがない思い。

本当に、揺らがないんだ。

生きていたくない。

死にたい。

とかじゃないんだ。

もう、最初から、全て。

何もいらなかった。

わたしという存在がいらなかった。

生きてきてしあわせなこともあったでしょう?

うれしいことも、楽しいことも。

たとえ、そうだとしても。

それすら、いらない。

その全てを凌駕するのに十分すぎる

痛みと

苦しみを。

わたしはもらったから。

もう何も

いらないよ。

この、揺らぎそうもない、

たとえこの先、笑って暮らしたとしても

この、揺らがない、思い。

揺らがないんだと、信じてた。

つい最近まで。

それを、変えよう、と。

わたしは、先生に出逢って

先生と道を歩み始めた。

「しあわせ」と「わたしを生きる」

その目標に向かって。

それは、先生が与えてくれたもので

わたしはもう二つ、決めたことがあった。

「いつか母親になる為」

「親が死ぬまでに和解して親孝行する為」

その為に、治療を頑張ると。

そうしてきて、今、母親になった。

それは失敗だったなぁと思うけれど。

母親になることは、望んだタイミングではなかったにしても

頑張って真面目に治療に取り組んできたし

いけると思っていたけれど、大甘で。

玉砕。

本当に、精神疾患を持った人間は親になるべきじゃない。

これがわたしの結論。

これは、容赦なく。

病んだ女性に言いたい。

親にならないで。

(ごめんね)

(そしてこれは、病んだあなたに言っているのではなく。

ただのブーメランで。わたしに言っているのです。

親への憎しみとともに)

それは、わたしが被害者だから、そう言わずには。

だって親からしたら、有難いのよ、しあわせなのよ。

こんな可愛いわが子。

本当に得難い経験をさせてもらってると思う。

でもね、子どもの側からしたら、、

親の為に生まれてきた訳じゃないのよ。

痛みと苦しみを与えられて

この子を産んでよかったなんて言われても。

親がしあわせになる為に

わたしのこころは殺されたの?

でも、こんなのズルいんだけど

わたしはもう間違って母親になってしまったから

前に進むしかなくて

少しでも、少しでも

娘に傷が付かないように

わたしは治療に取り組むしかなくて、、

ごめんなさい。

それから、親との関係も、

和解?親孝行?

そんなのわかんないけど、

介護、死の間際、そんなの迎えてどうなるのか

わかんないけど、

こちらも少しずつは改善してきてて

治療を始めた頃よりは断然。

それでね、

ようやく本題。

解決終了した訳じゃないにしろ

わたしのセットした二つの課題。

だいぶ意味が薄れてきたのね。

母親になることに関しては、現在進行形の課題になってしまったし

親とも触れあえる距離にいて、可愛い娘でいる。

それで、という訳じゃないんだけど、、

リ・セット。

「生まれてこなければよかった」



「生まれてきてよかった」

に変える。

を、目標にしようかと思うんだ。

それは、死ぬ瞬間、なのか

もっと早くに感じるものなのか

わからないけれど

人生のいつかの段階で

「生まれてきてよかった」

そう思えたのなら、、って。

何でこんな考えが出てきたのかわかんないんだよね。

何をきっかけにこう思ったのか、全然。

だって、わたしの信念、信条みたいな。

「生まれてこないことを選ぶ」

最初から何もなかったことにしたい

わたしの命を。

そんなわたしが。

何のタイミングなのか。

少し前から考えるようになった。

こんな絶望の淵から

前を向いて生きる考えが浮かんでくるなんて。

こんな強気な今だから

言わせて。

わたしはひとりでしあわせになったりなんかしない。

その手は、絶対に離さない。

わたしがしあわせにするから。

誰も不幸なんかにしない。

誰のこころも死なせたりなんかしない。

絶対に、救ってみせる。

あぁそうなんだ。

わたしが、英国まて行った理由。

世界の、誰をも泣かせたくなかった。

貧困、紛争、わたしが世界を変えたかった。

誰かが泣くのなら、代わりにわたしが血を吐けばいいと思っていた。

今は、そんな力、わたしにはないし

世界も変わらないだろうことを

知っている。

同時に、しあわせはそうゆうものじゃないことも

気づいている。

それでも、わたしは変わってなくて。

せめて、せめて、

わたしの手の届く範囲だけで

愛したい。

誰ひとり、不幸になんてしないから。

そんなこと、できるのか、、

そんなこと、怖いけど、、

それでも、、わたしは、、

「幸せになる気はない」

そんな君を、

きっと。

待っていてほしい。

迎えに

ゆくから。

待っていてほしい。

わたしが連れてゆくから。

春は、来るから。



傲慢なわたしを

許してください。











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大切なもの 

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大切なものが

いくつもあって

ポロポロと泣く。

どれもこれも

嘘偽りなく大切だ。

何も無いと

泣いていた過去と

今の涙は

何が違うんだろう?




今日、車を洗った

お外行くよー。寒いから上着なー。

あ、合羽にする?

うん、着るー。苺のやつ。

あれ?ーちゃんスニーカーなの?お母さんは長靴。

そう言って外に出て、駐車場から車を出す

一旦ブレーキを踏んでギヤをドライブに入れて止まる

履いた長靴が男性物でぶかぶかしている

車庫から門の前、それでも運転は可能だけれど

あえて、でも喜々として長靴を脱いだ

彼がするように、靴下でペダルを踏む

何で彼はそんなことするんだろ?

「ヤンキーだな」

旦那が大好きなジョジョに靴を脱いで運転するのはヤンキーだ

という台詞があるのだと言っていた

彼が運転の度に靴を脱いでいたかどうかなんて

彼の横に乗っていた頃は見てもいなかったように思う

もちろん、知ってはいたけれど

それがこの前、門扉の所で彼を迎えるため娘と掃除をしていたら

彼が到着し、彼は家の前に車を停めて降りようとした

そこで少し間があった

それを箒を片付けながら視界の端に入れていたわたしは

靴を履いていたのだなと思って笑った

数メートルのドライブで彼のまねごとをしたわたしは

車を降りて再び長靴を履く

自分の長靴を履けばいいのに、

わたしのは細身のトレッキング用で着脱が面倒だと

結局いつも夫の物を拝借する

そして、トランクを開け、娘とわたしの合羽を出す

娘はツナギのズボン

わたしのは自転車に乗っていた頃の物

雨の中自転車に乗ることはなくなったけれど

今は娘と雨の日に遊ぶのに使っている

ーちゃんもやるー!ーちゃんピンクの!

タオルを一枚娘に持たせ

母が車をじゃぶじゃぶしている横で

娘も熱心にあちこち車を拭いている

オレンジもー!

えー?ダメーこれ後で使うの!

と言われた辺りから、飽きてきたのか

もうやめるー。

12月も半ばに入って

年末だからと、大掃除

娘もいるし、日常の家事も回してゆく中で

一日一か所の大掃除

一昨日は西側の、昨日は東の、

車庫に溜まった落ち葉を掃いた

何日にも分けて進行中の窓拭きをする時は

やりたいと言わないのに

箒と塵取りは、小さなお母さんになってやっていた

そして、やっぱりわたしが終える前に

疲れたー。やめるね。

と言って遊び始める

今日は車の周りをくるくる回った後

脇に生えているクローバーを摘んでいた

これねー、赤ちゃん。

こっちはお母さんにだよー。こっちは父!

まだ洗車中のわたしは

一言二言のリアクション

全て終えて、家に入る時

摘んでおいたクローバーを娘が家に持って行くと言った

猫がどうするかな、と思ったが

娘に任せたら

猫の目がキラキラ

ダメー!これーちゃんの!

クローバーを持つ手を上に高く上げ

手が使えなくて靴が脱げない

草の欲しい猫と渡したくない娘

タオルや合羽の後片付け、その後の昼食の準備と

追われていたわたしは

それどうするの⁉︎手洗いなよー⁉︎

と小言だけ言ってふたり(!)の諍いを見なかった

それからすぐに娘は手を洗っていたけれど

あの子、クローバーどうしたんだろう?

あの後ふたりの争いは大きくならなかったし

クローバーも見かけてない

外に出したのかな

こうして、娘が寝てから思い出している

本当はとってもきらきらしていた時間

わたしは見逃していたんだ

毎日、そんなことばかり

手を止めて

娘を抱きしめる

それだけが

できない

日常に追われる

過去の闇に呼び寄せられる

現実から逃れたい

傷が痛む

色んなことがあるけれど

娘のことを大切にしたい

それができなくて泣く

母親って酷だと思う

わたしは家族に愛してもらえなかったけれど

わたしは娘を愛せているんだろうか

わたしのような傷を負わせたくない

けれど、愛し方も上手くゆかない

怒ってしまう理由も

怒られて泣いた娘を抱きしめてあげられないのも

子どもの頃のわたしが、愛してもらわなかったからだとしても

そんなことは、言い訳にしたくない

娘に罪はない

それでも現実として、

わたしは愛を知らずに育った

故の、不出来な母親だ

大切にしたいものを

大切にできない



大切なものがありすぎて

大切にできない

大切なものなんてなかった

わたしが

泣いている



明日、娘にクローバーのこと聞いてみよう











日々に追われて

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